2009年4月9日木曜日

21年度補正予算案

一昨年に比べ昨年度は仕事の量は減ったし、本来直接受注するつもりだった仕事に大手1社が割り込み孫請けに回らざるを得なかった。当然期待した利益は望むべくも無い。今年度の見通しは定かではないが仕事量や粗利が更に減る事があっても増える事は無いだろう。しかし正直なところ自分には未だ不景気の実感が無い。3度のまんまが食えればいいではないか。

むしろ不安は近い将来予想される老老介護についてだ。昨日も婆さんと少し話をした。いつもの事だが自分が先に倒れることを想定して「婆さん、宜しくお願いします。」で終わってしまった。本当はもっと真剣に心配しなければいけないかも知らんが、まだ真剣味が足りない。 丁度この時テレビのニュースで自公の15兆円補正予算の話をしていたので、この予算案と我が家の関連についてに話が展開した。

爺「景気が悪いというのは国に金が入ってこない、国が貧乏になるという事だろう。貧乏になったら先ず支出を減らす事が第一ではないか。なのに子や孫に借金させて金をばらまくとはおかしいのではないか。予定していた道路も待ってくれ、鉄道も同様、国民の皆さんに我慢を訴えた方が良いのでないの?」
婆「国民を馬鹿にしているわ。自動車やテレビにしてももう少し大切に使いましょうと言うべきでしょう。政府が国民に無駄遣いを勧めてどうするの。全く教育上良くないわね。」 何と言っても経済音痴の呆け老夫妻だからこういう事では意見が一致する。

又、ずらっと並んだ補正予算案、我が家が恩恵に浴するところが殆どないのだ。先ず自家用車とは無縁の生活だからエコもへちまも関係ない。財産贈与なんか何処の話かしらだし、家電製品にしてもちっとばかりマケテくれるなら買おうというほど馬鹿でもないし、それほどの余裕はない。既にデジタルテレビにしている我が家はどうしてくれるの、全く不公平ではないの!てなものだ。

自家用車購入を補助するなら公共交通機関の料金に補助を出せ。高速道路料金もトラックを安くすれば少しは我が家も恩恵にあずかる事が出来るだろう。この時期に家を建てようなんて人が政府の援助を期待するか。3歳以下の子供に1年に限って3万何千円かを補助するなんて何を考えているのだ!保育所でもたくさん作る事の方が先だろうとか。兎に角けちょんけちょん。 挙句の果ては応援している民主党の「子供手当月に2万何千円かを恒久的に」話が飛んで 「これもやりすぎよ、只で金を貰えるなんて事は子にも親にも碌な事にならない。」

確かにその通りだ。そんなに金をばらまきたいなら、恒久と言いながら先日取り消した個人の所得減税を復活するとか、先ず公平であるべきだ。我が家もそうだが、こういう話になると先ず自分との関連で善し悪しを判断する。茶の間においてはそれで仕方ないが、国会の先生方におかれては本当に困っているがどこにいるかを知ってほしいものだ。

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