慶應義塾と言う立派な学校を残してくれた福沢諭吉先生は、明治時代の初めに当時の子供たちのために「学問のすすめ」と言う立派な書物を書いてくれた。大分大きくなってから読んだが、確かに書いてあることは素晴らしいと分かるが、残念ながら時が既に遅すぎたようだ。世界中どこの国でも偉い人物がいて、他人の子供を預かって親に代わって子供の教育をしてくれるのは昔も今も大差あるまい。
子供たちは知恵を学ぶことに貪欲で、これが人類の特徴かもしれぬ。日本でも江戸時代には寺小屋があちこちにあって、武士や坊さんが近隣の子供に極めて安いお礼で読み書きの指導をしてくれたものらしい。外国にも当然あると思うが、日本の文部省が取っている義務教育制度。これがなかなか素晴らしいと、英国人の父と日本人の母に育てられた映画監督の山崎エマ氏が書いている。
彼女は映画「小学校~それは小さな社会~」を製作したとのこと。まだ観ていないので直接的には分からないが、教育大国フィンランドで公開され「日本の小学校は、コミュニティーの一員としてどうあるべきかを考えるシステムだ」と評価を受けたとしている。少し褒め過ぎかとも思うが、日本の義務教育のお陰で日本の子供は皆同じ言語と話し方を学ぶことが出来る。これが意外に大切で、アメリカやイギリスでは、大人になっても話し方ひとつで所謂<お里が知れる>と言うことがあるらしい。
その他にも、朝礼とか朝夕の掃除或いは時間厳守なんかが取り上げられているのだろうと思うが、もしそうなら結構なことで、その通りだと思う。自分でも思うが、高等教育で学ぶ知識はなかなか身につきにくい。初等中等教育9年間に学んだことは、授業以外にもたくさんあるように思う。
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