2026年1月31日土曜日

西部劇映画

幼い頃から映画好きだった、ひょっとすると祖母の影響かもしれない。カラー映画が当たり前になるより前のモノクロ映画時代から映画館に連れて行ってくれた。日本語の文字さえ満足に読めなかった頃からだから年季が入っている。昨日も昼飯を二駅先の経堂迄喰いに行ってしまったので、帰宅が13時を少し回ってからだったが、それからNHK・BSでチャールトン・ヘストン主演の「ウィル・ペニー」を最後まで観てしまった。

思い出してしまったのは、若い頃に憧れていたアメリカの原点はこれ、即ち善良でマッチョな男たちのアメリカだ。この映画のコンセプトは幼い頃から憧れていた映画「シェーン」とそっくりである。本当の死闘になれば誰にも負けない旅人に憧れた少年。最後にその死闘をを少年の目前に披露するが、何も言わず黙って去っていく。少年が後追って<カムバック>を叫んでも、主人公のシェーンは後も振り返らない。

日本のやくざ映画も似たような筆法を真似るが、少年は出てこない。やくざは暴力が最初から売り物で、やくざ同士の喧嘩が主なテーマになってるケースが多い。紹介した二作品は、主役に善良な市民を仕立ててるところに大きな違いがある。黒澤明監督の「七人の侍」も悪人退治の話だが、これも善良な市民が暴力のプロを雇う形になっている。現実味はこちらの方があるのだろう。でなければユル・ブリンナーの「荒野の七人」が制作されなかったろう。アメリカには未だに農業国家の感じが残っていそうだが、日本は農業国家の姿は消えつつあるようだ。 

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