広い世界のことだから宗教心を持たない人が居ても不思議は無い。八百万の神がいる日本でさえ「俺は無宗教」と豪語する友人さえいるほどだ。神や仏と縁が薄そうな共産党の中国だってラマ教だけでなく、仏教寺院が有ったりするのを見たことがあるし、キリスト教の教会さえあるそうだ。まして欧州の迫害から逃れた清教徒が国を開いたアメリカは、宗教色の濃い社会だったことだろう。
トランプ大統領が信じているかどうか知らぬが、アメリカの最大宗教派閥福音派は国民の25%を占めると言いう説もある。もちろん現在のローマ法王はアメリカ出身者、少ないとは言ってもカトリック信者も少なくないだろう。父が曹洞宗の寺に墓所を設けてくれて、子供全員に「この墓に入れ」と遺言した関係から、小生もこの寺との縁を尊重して墓を守ってきた。但し、小生には男の子がいなかったので、あの世に行ってしまえば子や孫たちがどのくらい墓前に来てくれるかは定かでない。
墓参りに来なくても時々思い出してくれればそれで十分だ。昇天後も魂なるものがあれば、小生は少なくても子や孫、甥や姪までは見守るつもり。日本式宗教心は仏式や神式に関わらず、似たようなことだろう。しかし宗教心が建国の基礎になっているアメリカは大分事情が異なり、日本の真珠湾攻撃で始まった第2次世界大までとか終戦直後に留学していた人に聞くと、多くのアメリカ人が非常に親切だったとのこと。即ち、清教徒教育が国民生活の基礎にあるので、真面目な人が多かったらしい。
特に白人家庭では日本留学生を心底歓迎して、少々貧しくても清教徒を増やしたい気持ちが強く出る家庭が多かったとのこと。チョット俄には信じ難い今は昔の物語だ。出典「アメリカ」鶴見俊輔 亀井俊介 共著
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