俗に勝負事は下駄を履くまで分からないとのことだ。だから下手なアマチュアは早く勝負を決めたがり、上手な人は最後の最後まで気を抜かず手を抜かず戦う。相撲でも囲碁や将棋でも同じこと、観ている分には楽しいものだ。昨日だったか、現役時代には包帯を巻かないことを美学にしていた<元 遠藤>の北陣親方が解説者としてテレビ初登場した。解説はまだ未熟で口が重いが、まだ若いし大学でのインテリじゃないか。これからどんどんテレビに出て舞の海に匹敵する解説者になってもらいたい。
何としても相撲は勝負が早いし、古いしきたりに則った世界。素人には分からないことが多すぎるので経験者の解説はどうしても必要だ。囲碁や将棋もプロの考えていることは素人には分かりにくい。将棋番組は観ていないので知らぬが、囲碁放送は最近AIの予想着手を取り入れ始めた。視聴者の評価は高いと判断しているのだろうが、小生は解説の面白みも楽しんでいたので面白くない。やはり生身のプロ棋士の解説が楽しかった。
素人には解りにくいと言う意味では内外の政治問題も同じことで分かりにくいことだらけだ。外国の問題となると大概は元外務省で大使経験者が出演することが多いが、官僚だから観ていてそうかと思うこともあるが、面白味にはどうしても欠ける。放送では余り不謹慎は許されないだろうが、もう少し文学者とか柔らかい人の本音の感想を聞きたいものだ。国内政治で言えば、解説は予測が当たる必要は無いのだからジャーナリスト出身者が面白いと思う。
その意味では、長年TBS・BSの<報道1930>のレギュラー解説者だった堤伸介氏(新潮社出身)が降板とのこと。活字ジャーナリストがまた一人減るのは寂しいことだ。
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