2025年8月6日水曜日

原子爆弾

 例年のことではあるが、広島市の原爆被害者慰霊祭を45分間テレビで観続けた。今までは全員黙祷の際は立ち上がっていたような気がするが、今年はソファーで足を組んだままだった。原爆被害国民の一人として、日本政府の安全保障上の理由と言う屁理屈でアメリカの核政策を非難しない態度にこれまでも不愉快を禁じえなかったが、今年は何故かその思いが一層強くなったからかもしれぬ。挨拶の中では広島県知事の挨拶が一番良かった。知らなかった人なのでネットで検索すると評判は必ずしも良いとは言えない。

小生も核兵器への思いがだんだん変わってきて、核兵器の廃絶はほぼ絶望的と思い始めている。ならばどうするかだが、日本一国の思いをもっと世界に拡散するため、早いとこ欧米で核被害国が出ることを願っている。勿論復讐心もあるので、アメリカのどこかに原爆が投下されるのが一番好ましい。ワシントンやニューヨークのような大都市だと被害がどうなるか分からぬが、大ビルが林立しているので意外と人的被害が少ないかもしれぬ。

小生としても無用の都市破壊と殺人は極力低い方がよいので、最初に開発と実験が粉われたニューメキシコの平坦な田舎町でもよい。実行するのは当然ロシア、アメリカは即座に報復するだろうから被害は確実に拡大する。戦争の終息に何時間、何日、何年に及ぶかは塑像が出来ぬ。言えるのは戦争終結後に全世界の人が核廃絶をもっと真剣に考えることになるだろう。あの世が近くなると人間考えもかなり変わるものだ。

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