俄相撲ファンの小生、今場所は13日間毎夕方5:30迄には、何があっても帰宅してその日の最終版の取り組み4~5番をテレビで観戦し続けた。金曜日に優勝が決まることはやはり相当珍しいことのようだ。このところ日本人横綱不在と解説の北の富士さんがいなくなって少し寂しかったが、来場所から2横綱、一人は若い日本人だから相撲人気は益々盛り上がるだろう。
とは言ってもまだ今場所は2日も残っている。優勝を決めた大関大の里の対戦相手は今日が関脇大栄翔、明日は横綱豊昇龍 。個人的には地元の小学生と同じで全勝をしてほしいが、高校時代まで相撲をして全国大会まで行ったことがある詳しい詳しい人(接骨院の院長先生)に聞くと、約20~30人くらいでしょうか幕内力士の実力差は番付とは異なり皆紙一重とのこと。1対1の勝負で15日間、勝ち通すなんて奇蹟みたいものだろう。
立ち合いでのぶつかりは、普通の人間なら死んでも不思議は無いそうだ。褌一丁の素裸で時速数十キロで走ってくる軽トラックを受け止めるのと同じことらしい。柔道やレスリングと異なりマットは敷かれず、固い土が待っている。そこに叩きつけられるばかりか、時には数十センチ下の土俵下に落とされる。でも救急車が来たという話はあまり聞かない。軽い骨折は日常的にあるようだが、それで休場なんてことは許されずテーピングをして翌日も取り組みに臨むようだ。
相撲は国技とされているが、確かに国際的に普及は難しいかもしれぬ。土俵と力士だけでは成り立ちがたい。ルールも単純なようで実に奥深い。行司とは審判かどうか?立ち合いを合わせるのは行司か他の誰か?小生も知らぬが知る人は少ないかもしれぬ。国技館や大阪の会場で何度か現場で観たこともあるが、最近は専らテレビ。専門家の解説付きだから興味深いとも言える。こちらは面白がって観ているが、ローマ時代の剣闘士の戦いやスペインやメキシコの闘牛を野蛮だなんて言えた者じゃない。兎に角力士の日常は身体作りが基本だろうが、どの力士も怪我が無いことを祈りたい。
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