日本政府は有識者会議が好きなようだ。しかし有識者とはどのような人物をさすのかが問題で、どの会議にも決まって顔を出す人物が何人かいる。例えば連合会長の芳野友子氏。芳野氏に関しては何も知らぬので、偉そうに言うつもりはないが、彼女が何故有識者とされるのか知ってる人が居たら是非聞きたいものだ。他には元日本郵政の増田寛也社長なんかも典型だと思うが、彼の経営手腕が日本社会に誇りうるような大組織を作ったとはとても思えない。
特定の案件で深い知識を持っていたとしても、それが政府が抱える幅広い問題解決に毎度資することにはならぬだろう。まして大勢が集まって纏めた意見書なんてものは屁のツッパリにもならないことは初めから分かっている。人口減少に対する政策かどうか知らぬが子育て支援とか、地方再生なんて名目の補助事業とか有識者の意見を聞くまでも無いことだ。石破首相は1週間前に週刊文春ですっぱ抜かれた金銭スキャンダルが相当響いていそうだ。今日発売の同誌も後追い記事がトップ。
どうせ貰うならカタールの国王からボーイングの大型機を贈られるくらいになってほしいものだ。同郷で長年支援を受けた政治好き経営者から、合計すれば高々数百万か精々千万円に届くかどうかを貰っていたことがあるなら、素直に認めて処理を考えた方が良かろうと思うが、ご本人は何とか逃げ切りたいようだ。逃げ切れれば良いが、発行部数が幾ら減っても週刊誌の中では有数の雑誌だ。追及する野党も悪乗りしてないが、そのうちに新聞「赤旗」あたりがその気になったら再来月の参議院選挙はとんでもないことになるだろう。
文春の提灯持ちはこのくらいにするが、本気で取り組むべき政策課題を真面目に考えろだ。
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