昨日いろいろな年末行事が重なって、久しぶりに新宿と池袋の地下街を歩くことになった。どちらも長年親しんできたので知り尽くしているつもりだったが、案に相違して両方の街で道に迷って駅員さん道を尋ねたりしなければならなかった。新宿では甲州街道から少し北に入った碁会所が入っている古いビルから寧ろ青梅街道に近いセンタービル。新宿の高層ビルの中では比較的古いとも言える。
東京に出てきて初めて住んだ場所が新宿の柏木1丁目だけに、この辺は相当馴染みがあっても良いのだがもう全く見当がつかない。当たり前だ、この高層ビルが立ち並ぶ一帯は、当時多分東京都水道局が管理していた筈の大きな貯水場。夜には暗闇が拡がっていた地域。半世紀以上昔の記憶を辿っても何の役に立つ訳がない。高層化され始めた当初、駅近くに朝日生命ビルがあった記憶があったが、これも確認できなかった。
碁会所からの行きは地上を歩き、センタービルから新宿駅までは地下道を歩いたが、きれいさにびっくり、少なくとも一時群がっていたホームレスやその寝ぐらと思わせるものは一つも見かけず美しい歩道になっていた。新宿はJRと小田急線、京王線以外にも多くの鉄道が乗り入れている上に、その連絡通路が幾重にも重なって繋がり、今も改修が続いている。地下歩道を歩いてきて池袋に戻るJR山手線のホームに辿り着くのも容易ではない。
池袋にしても同じこと、自分の現在地が地上なのか地下なのか、そこを先ず確認、更に東西南北の感覚を取り戻し、目指す店を狙いすますが、方向感覚が悪くて大体反対側を歩いて結局遠回りになってしまった。お陰1日ので歩行数が1万2千歩を超えたこと喜びとするしかない。
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