夜明け前には雨も上がり、9時過ぎには陽射しさえ出てきた。しかし湿度は100%、いつ降り出しても不思議は無い。朝から何とも不快な天気だ。10月初旬は運動会の季節で、楽しみにしている家庭も多いだろう。しかし今度の週末は余り爽やかにはなりそうにない。今年は昔の東京オリンピックから60年と言うことで紹介されている。秋晴れの日は今年もいつか来るだろうが、60年も前のことを何となく懐かしく感じてしまう。
新幹線が走り出したこと、高速道路が出来てそこを中古のプリンスで走ったこと、テレビ放送が始まり我が家もテレビを購入したこと、但しこれは小生が東京に来てからなので、小生が馴染んだのはもう少し後になる。今では情けないことであるが、大宅壮一氏が1億総白痴と指摘した通り、小生もまるで中毒患者、テレビを観ない日は無いだろう。同じ年かどうかは定かでないが、この頃の思い出としてはジェット機で羽田から長崎まで出張させてもらったことがある。それまで飛行機に乗ったことは無かったが、離陸してブランコが空高く舞い上がるような上昇感には感激した。
何と言ってもジェット機を初めて見たのは10年以上前、まだ小学生時代。ある冬の日、近くの山の中で轟音を聞いて一瞬山が崩れるかと恐怖感に襲われ、空を見上げて初めて見た。まるで巨大なカラスが空を横切って行ったような印象がいまだに残っている。何事も初物の印象は強烈だ。
話が変わるが、朝刊(朝日)にざっと目を通すと「裏金議員を原則公認へ 首相、比例重複も容認 衆院選」との見出しが跳び込んできた。元より石破新首相に共感も納得もしていないからどうでもいいが。これほど強烈に政治不信を感じたのも初めてかもしれぬ。
2 件のコメント:
>裏金議員を原則公認へ
裏金議員を捌くのは岸田内閣の仕事だったと思います。
自民党内部をはじめ、社会的に、法的に裁くのは前政権の義務だったと思います。
マスコミも警察組織も、そして国民も..事件の成敗をしなかったのです。
それを後任の石破総理に求めるのは遅かったと思います。
統一教会と言い、岸田総理に求めずに過ぎてしまった事は、簡単に言えば手遅れなのではないでしょうか。
呑兵衛あなさん
何時もコメントを有り難うございます。
我々はいつも責任追及が甘いですね。
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