2024年9月7日土曜日

人生いろいろ

昨夜も恒例の高校同期生5人のリモート懇談。話題で印象に残っているのは、日本人家庭の保守性、即ち個人の自由が制限され過ぎていること。新憲法下で保証されている法の下での自由がありながら家父長制の名残で家が子供を押さえつけていることと、少し飛躍するが教育格差問題。

家父長制に関しては相当に強い両親のもと男兄弟だけで育ったので、余り気にならないが、もし女性の子供が成長して世界を舞台に活躍するようになると、結婚して姓が変わるのは少し不便かもしれぬ。我が家は男の子はいなくて娘が二人だけ。二人とも結婚して姓が変わっている。当人たちは当然として受け止めているし、小生も別に不自由は無い。右翼とされる日本会議に所属する政治家が夫婦別姓問題に強硬に反対するのもよく理解できない。夫婦同姓であろうと別姓であろうと仲良く暮せば良いではないか。

最高裁も、この問題は裁判所でなくて国会で決めてくれと言ってるようだ。小生からはつまらぬことに拘らず、別姓も認めればよいだろうと思う。むしろ問題は教育問題だった。同期生は全員高校卒業後大学に進学してる筈。詳しく知らぬが、卒業してしまえば大学なんてどこも一緒。学んだことはその後殆ど役には立たないことが多いだろう。娘も一人は四年制大学に進学してるが、一人は短大だけ。高卒だけでも長野一流企業の社長になった友人もいれば、四年制大学を出ても小生のように下らぬ人生になっている者もいる。

教育無償化なんて下らぬ政策はやめて、高校入学を少し厳しくするほうが日本人の質を向上することになると思うが、誰もそんなことは言い出さない。詳しくは聞かなかったが、何でもこの少子化の中で長野市には新しい大学ができる話が進んでいるとのこと。来週改めて聞いてみるが、何とも馬鹿々々しく思う。 

0 件のコメント: