2024年9月18日水曜日

現代版お呪い

 毎日外食するが、出来るだけ1週間以内には同じ店に行かないようにしている。最近気が付いたことだが、現代人は食事の後で薬を飲む人が多い。昨日の昼食時に見かけたまだ若くて元気そうなサラリーマン氏、さっさと食事を済ますと鞄からトランプケース大のプラスチックケースを取り出して錠剤らしきものを飲んでいた。如何なる薬か知る由は無いが、朝食時或いは夕食時にも同じようなことかもしれぬ。他に若い女性でも同じような所作に及ぶ人が多いことにも気が付いた。

小生も尿酸値予防の薬を毎朝1錠ずつ飲むので他人事とは思えないが、小生は薬は一種のお呪いとしか思っていない。もう記憶にないくらい前だから四半世紀以上昔だろう。理由は分からないが、ビールの大量飲酒や不規則な食生活のせいで痛風にアタックされ、当時渋谷で勤務していたので、近くの町医者に飛び込んで処方を受けて以来のことだ。近年では医者は変わったし、尿酸値も正常化している。しかし通っている掛かりつけ医との交際費のつもりで3ヵ月に1度の同じ処方を受けている。家内存命中は市販薬のアリナミンを毎朝1錠飲まされていたが、こっちは家内が他界してから飲み続けていた瓶が空になってからそこでやめた。

新聞は購読しないので知らぬが、少なくてもテレビや雑誌には市販薬や関節のサポーター広告は多い。腰のサポーターはご近所の旦那さんもしてるがきっと楽なんだろう。昔は風邪予防薬で「改源」なる漢方薬を家内譲りで購入して常備していたが、これもやめた。風邪だと思ったら掛かりつけ医に処方してもらうに越したことはないと思うし、薬を服用してる間は休むことが大事だと思う。幸い今のところヨボヨボであっても舗装道路を歩くことだけは出来るのでサポーターは不要だ。

毎日地下道に降りたり昇ったりをしてるがストックも持ち歩かない。昔は山歩きを時々していたので玄関の傘立てにはには2本ストックが刺さっている。街中でこれを持ち歩けば、逆に頼り過ぎて危険だと思う。昔はよく転んだが最近は歩行スピードに気を付けて転倒防止をしている。薬にしても歩行補助の道具にしても、結局は現代人たちのお呪いに過ぎないのだろう。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

呪いの薬ってのを飲んでいる人は多いんでしょうね。
私も5種類を与えられていますが、昼食後というはありません。
呪いの薬は、1度出ると付いて回るようです。
10月2日からは後発医薬品(ジェネリック医薬品)と先発医薬品(長期収載品)とで、患者の負担額に差が出るそうですね。
私は基本的にジェネリックを服用していたのですが、1つだけ先発医薬品が有りましたがジェネリックにします。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
コメントを有り難うございます。
私はお呪いですから勿論ジェネリックです。