2024年8月22日木曜日

明るさに着目

 昨日はセコイ話に終始したが、生活を直撃している物価問題については言いたいことがもっとある。しかしこの問題はどこまで行っても所詮は引かれ者の小唄で救いようが無い。この辺で頭を切り替え、気持ちが明るくなることをやはり書くべきと思って考えてみた。一見つまらぬ日本にも見えるが、現代にも偉大な人間は沢山いる。筆頭に挙げるべきはアメリカでも大人気のプロ野球選手大谷翔平氏を初めとする多くのアスリートたち、もちろん先日のパリ・オリンピックで活躍して初めて知った人も多い。

他には将棋界のスター藤井壮太氏なんかもいるし、囲碁界にも世界に通用しているスター選手や目指す若手も多い。もちろん学芸の世界にも多くの有為の若者或いは少し年寄りが居ることは間違いない。一昨日もテレビで観て感心したが、京都精華大学デザイン学部を卒業してイラストレーターを目指すも、日本で芽が出ず。単身イラストの本場イタリアボローニャに乗り込み、自らの売りこみに成功。現在世界で活躍するようになった絵本作家・刀根里衣さん等々、これまで知らず最近知って明るい気持ちにもなった人も多い。

更に言えば、大分昔のことにはなるが、亡くなった人も挙げたい。前提に言いたいのは安倍元首相のこと。氏は不慮の事故で亡くなってすぐ、現首相岸田氏によって国葬で葬られた。このことで、安倍氏の周辺で渦巻いていた怪しい噂、即ち彼の打ち出した政策の多くが失敗であり、未だに清算されていないこと。凶弾が来た真相(犯人とされた山上某の単独犯かどうかさえ大分怪しい)が総て覆い隠されてしまった。故に国民の多くは安倍氏に対し心から服喪する気持ちは極めて薄いと思う。

このことと真逆に、他国の死であった日本人でありながら駐留していた外国で国葬を受けた日本人を何人の日本人が知るだろうか?知りえた限りで三人いるが、その中の代表的な人物が1934年オランダ首都ハーグで国葬をもって弔われた安達峯一郎氏(外交官)。当時ハーグに本部が置かれていた国際連盟常設の国際司法裁判所の所長を務め、国際平和への貢献が高く評価されたのである。因みに現在も国連機構に国際司法裁判所はあり、所在地もオランダ・ハーグになっている。同じくハーグにあるとされ、日本人の赤根智子氏が所長で評判になっている国際刑事裁判所との違いを調べることが出来なかったことをお詫びしたい。

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