2024年8月20日火曜日

私意私欲の困り者

昨夜の雷雨はある意味で恵みの雨でもあったが、凄まじかった。我が家の衛星放送用アンテナは極めて脆弱で、7時過ぎから受信不能となってしまった。よってこれ幸いとばかり8時前からアレルギー防止の薬(ピラノア錠20mg)を飲んで寝てしまったものだ。嵐が収まった今朝は衛星放送を受信できているのでひとまず安心しているところ。むしろ問題は上述の薬がそんなに効いていないことにある。寝てる間はぐっすり休めたようだが、今朝になるとまた鼻水が止まらず苦労している。

閑話休題:昨日来報道を賑わしている自民党総裁選挙について思うのだが、やはり一番悪いのは岸田首相だろう。14日の次期総裁選不出馬宣言にしても、今日までの身の処し方にしても万事無責任に過ぎる。翌日の戦没者慰霊祭によくもノコノコと出てこれたものだ。氏の在任中のことは多くの評論家が指摘する通り、何一つ褒められるようなことはしていない。すべてが思い付きで言ってみたまでのこと。総理大臣の仕事を突き詰めて考えれば、国民に対して如何ほどの税を課し、集めた税金をどう使うかに尽きると思う。

この際勿論私意私欲が絡んではならぬし、国に損害を与えてもいけない。簡単なようで結構難しい役目とも言える。在任中に起きた不祥事の責任を取るなそれらしく、適切な時期を選んで跡を濁すことなくスッパリやめるのが筋とも言える。皮肉な言い方をすれば、岸田氏は首相として仕事らしいことをなにもしてないので、国を混乱させるこんな道、即ち辞める宣言しか選べなかったのかもしれぬ。しかし岸田氏のこ狡いのはその作戦がある意味で成功して、マスコミの注目点がが総裁選挙に変ってしまったことにある。

その意味でアメリカの現大統領バイデン氏に似てるとも思う。彼の場合はそれでも後継者をハリス氏一人に絞り、自分の実績を継続させる目途をつけている。それが成功するか否かは競争相手がいるから別問題。比較するに日本は混乱の極みで、岸田氏にはそれを収拾する意思も能力も無い。にも拘らず来月25日国連総会への出席を画策と来れば、私意私欲そのもの、何をか況やだ。 

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