2024年8月18日日曜日

夢二題

夢にも見たくないものに、魑魅魍魎なる言葉がある。これからも殆ど使う機会が無いだろうから三省堂の新国語中辞典(昭和42年版)を開いて見た。あまり使われない言葉のようで簡単にしか解説していない。「山中の怪物と水中の精の意」種々の妖怪。ただそれだけ。ネットの4字熟語には少し詳しく「いろいろな種類の妖怪や化け物。また比喩的に、表にはっきりと姿は現さないが、私利私欲のために暗躍する者のたとえ。」思いついたのは自民党の総裁選挙関連報道からである。

総裁選と来れば何よりも推薦人集めが必要。もともと仲間から総裁を出すために派閥の存在意義があった筈だ。これが現在無くなっていることになっているが、総務省に派閥の解散届が出ているのはメンバーが5人とかの旧森山派だけとのこと。また総裁選離脱を宣言している岸田氏自身が来月25日から行われる国連総会に出席するなんて噂もあるようだ。ボケ老人がどうほざいたところでどうにもならぬが、政治と言うものは無責任な連中で運ばれるものだ。

それを監視するのもマスコミの役目だと思うが、こちらもあまり当てにはならない。政界に巣くう連中からすれば「素人はぐちゃぐちゃ言わず、黙ってみていろ。」かもしれぬ。言われればその通りだろう。種も仕掛けも分からないのだからあれこれ言っても仕方ない。

代わりに昨日観たテレビ番組を紹介したい。「鉄道王国物語9 新幹線スペシャル」本放送は8月10日だったようで、昨日はBSでの再放送。故にすぐには再々放送は無さそうだ。しかしパソコン等では観る方法がたくさんあるので視聴をお薦めしたい。気分が明るくなるのは必定。新幹線が世界中から賞賛を浴び各国に進出できている訳が非常に分かりやすかった。現在の総延長は失念したが、地上から地中に潜り海中を横切って日本中に発達している。

しかも安全そのもの。その鉄道のシステムは、ここで簡単に説明できるほど単純ではない。テレビでは勿論公開されない部分も沢山あった。故に視聴者である年寄りにさえ夢が広がる。JRが目指しているのは完全自動化システム。2028年か2030年頃には目途をつけたいらしい。年寄りが他界しようと更なる発展を祈りたい。 

0 件のコメント: