2023年12月22日金曜日

議員特権

 今日は冬至、暖冬気味のこの冬だが、ここ数日は平年並みとのことで少し寒い。冬至といえば毎年味噌汁代わりにパンプキンスープが朝食に上ったことを思い出し、昨夜はカボチャコロッケサンドを買ってきて食した。定番は他にゆず湯があるが、これは浴槽の掃除が面倒そうなのでしたことがない。何れにせよ、これからは畳の目一つずつ陽が高くなるそうだから楽しみにしよう。

寒さと暗さは底をついても、相変わらず賑やかなのが自民党の裏金工作の話。週刊誌情報などから勝手に推測すると、自民党の裏金作りは派閥パーティーの他にも色々ありそうだ。現在騒ぎになっている件にしても、関わっている議員は100人を上回るだろうが、立件起訴されるのは数人のオーダーと言うのが常識化している。検察が泥棒に格付けをしてるようで不思議でならない。文房具店で消しゴム一つ万引きしても、お金持ちの家から大金を盗んでも、泥棒行為に変わりはない。罰に軽重はあっても罰することは同じでなくてはいけないように思う。これは子供じみた考えかな?

テレビは大人の考えらしく、未だ飽きもせず検察の動きを追っているが、個人的には、もう検察と司法当局の動きを見守るしか無いと思っている。結果司法の網を逃れる大者、小者が出るのだろうが、それは次の選挙で有権者が判断するしかあるまい。一連の騒ぎを受け当然のようにマスコミが騒ぐのが、政治資金規正法改正について。これも私見を言えば枝葉の議論。本質的なことは、現代の国会議員が経済的に余りに優遇されすぎていることにあると思う。

短期間の職業だから、給料が常識的に見て高いのは仕方ないだろう。問題はそこに上乗せされている様々な議員特権にある。詳しく知らないので挙げきれないが、例えば毎月支給されている100万円の文書交通費や、政党を通じて支払われる政党助成金、これは使途を明らかにする必要なしと聞くが、税金は控除されているのではなかろうか?議員宿舎とか議員事務所の家賃は免除されていると思うが、ここの税金は誰が支払っているのだろう?

間接的に支払われている費用を思うと、議員特権は素人には思いもよらぬ莫大なものになる可能性がありそうだ。選挙で選ばれれば一定の特権は容認できるだろうが、市町村の議員に比べ桁外れになるのは考え直したほうが健全かも知れぬ。

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