2023年8月11日金曜日

テレビ番組2件

 東京は午後3時なっても降らずに酷暑となった。今後即ちお盆は大変な悪天候になりそうで心配だ。年寄は旅行とは無縁なので、墓参りに帰省もしないが、東京に居ても何やかにやで外出しなくてはならない。馬鹿の一つ覚えで始めた1日1万歩目標、これも数日前に知ったイギリスの研究者の発表では「歩くことは悪くはないが、1日一万歩も歩く必要はない。」人によって異なるだろうが、精々1日4千歩も歩けば十分のようだ。1日一万歩の発祥は1930年代の終り頃日本で万歩計なる商品がヒットしたことにあるとのこと。

万歩計のお世話になった記憶はないが、日本で発売されている携帯電話の付属機能として常識化しているが、他国のスマホには歩数計はあるのか無いのか知りたいものだ。確かにアフリカなど乗り物に縁のない地域の人には通信機能以外の歩数計なんて要らぬお世話だろう。今朝何となくテレビで、パキスタンの3千メートルを超す山岳地帯で牧畜を営む民族のドキュメンタリーを観てしまって思ったことがある。

子供の教育に関するが、ここでも親たちは子供の教育に熱心だ。50歳を超す老人たちは、自分のことは扠措いて子どもたちに教育を授ける。子どもたちも、親の山岳地帯での厳しい労働はもう無理と割り切っているように思えた。興味深かったのは授業の風景、授業は全て英語で行われている。テレビやスマホのの通信環境が整備されているとは想像しにくい地方のようだ。

しかしこんな地方であっても、住む人間は我々と同じ人間。頭脳のキャパも同じだろうから、貧弱な校舎で先生も若いが、教わったことは英語であろうと何であれ、乾いたスポンジのようにどんどん吸収するみたいだ。一定の地域で老いも若きも思いが一つになれることは発展途上地域のアドバンテージかもしれぬ。

もう1件これも昨夜観たテレビのこと。メキシコのユカタン半島に残るマヤ遺跡のだが、結構日本人の学者が遺跡の発掘に関わっている。マヤ文明は都市国家群がそれぞれ独自に築いたもので、統一国家ではなかったこっと。中で興味深かったのがマヤ文明の消滅はスペイン人が来る前に、都市国家間の戦争と気象現象の悪化が重なった結果という事実が明らかになってきているとの話。これがあのへんてこりんな絵文字と地層の解析からから解読されつつあるとのこと。戦争と異常気象か~何だが現代に似てるな。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

今どきは、世界のどんな辺鄙な場所であっても国際語として英語を話せるようですね。
アフリカではフランス語も話せるとか。
その点、日本人とは何やかやと屁理屈をつけては英語を話しません。私も話せませんがね.汗
聞けば、語学に限らず、日本の学び方がよろしくないそうです。
水泳で例えば、欧米では「楽しく泳ぐ」方法から教えるのだそうですが、日本の場合は「溺れた場合」からはいるのだそうです。英語にしても「話し方」ではなく「文法」が先なのだそうです。私も長いこと日本人をしていますが、日本語の文法なんてものが役に立った経験はありません。
そう言えば、岸田首相どのは御存知ですかね.笑

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
いつも貴重なご意見をありがとうございます。
赤ん坊は文法なんか習いませんよね。
それでも話せるようになるのですから考える必要がありそうです。