2023年6月29日木曜日

国家の秘密

 梅雨時はどうしても雨で外出がしにくくなる日も多く歩行数が伸び悩む。昨日も大雨への注意が呼びかけられていたので心配したが、結局1滴も降らずじまい。少し暑かったが久しぶりに1万3千歩を越して歩くことが出来た。行き交う人を見ていつも感心するのが、若い人とスマホの関係。皆さん後生大事にスマホに頼っていることが伺えるが、昨日はアップル系スマホで交通系アプリ(スイカやパスモ)の機能しなくなって混乱したとのこと。

携帯電話を常時ポケットに入れて持ち運べる便利さは有り難いが、その多他機能性でこんな事故が起こり得るとは想像しなかったが、年寄は想像を絶するような多くの機能は期待する必要もない。

閑話休題:国会が閉幕したが、今度の国会で防衛費の異常な増額が決まったようだ。何でそんな事になったのか、理由を知りたい人も多いだろうう。しかし首相や防衛相は、その質問には答えられないとのこと。何故ならば敵に手の内を教えてしまうことになるからとのこと。国会では似たようなやりとり結構多いように思う。敵なる人には聞かせたくないことは理解できるが、質問してる人は国民を代表する議員であったりジャーナリストだ。その場では言えないなら、何処か別の場所でなら答えると言うなら分かるが、そうでも無さそう。例えばアメリカから買うことが決まったミサイルの料金。アメリカがトマホークミサイル400機と公表してしまった。なんとも格好悪い話だ。

それにしても、トマホークミサイルの料金は2000億円、今後5年間に使うとされている40兆円超からすれば微々たるもの。金額が大きすぎて日本の自衛隊にどんな変化が起きるか想像もつかないし、これで俄に日本が軍国主義国歌に変身するとは思わない。第一5年後まで生き延びているかどうかも定かでない。だから余計な心配と言われればそれまでのことだ。しかし昔から<頭隠して尻隠さず>と言われるように秘密は保持しにくいもの。ましてや税金の使い道を隠そうなんて無理な話。人間は秘密を溜めすぎると身体に良くないらしい。国家だって同じようなものだろう、精々官房機密費年間30億円くらいに留めてほしいものだ。

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