2023年6月10日土曜日

仏作って

 正直な所、最近政治への関心・興味が低くなっているので報道を丁寧に読んだりしなくなっている。今日のブログも的外れな意見になるかもしれない。延々5ヶ月近い国会だったが、印象に残っているのは新型コロナ感染症の指定が変わってインフルエンザ並みになったことぐらいだ。指定が変わってから6回目のワクチン接種案内が来た。未だ無料だと言うので受けることは受けたが、この通知どれ程の人に発送されたのだろうか?また今後はワクチン接種がどのように取り図られるか小生には不明だ。僻みで言えば、高齢故にワクチンの残物整理に利用されたのかもしれぬ。

国会末期なので駆け込みの法案が幾つかあるらしい。入管法の改正、性差別問題関連法の設定が代表のようだが、殆ど関係ないことなので詳しい内容は分からない。ただ漠然とした感じで言えば、両案とも随分投げやりで、いい加減に成立させているように見える。現在日本は人口減少に悩んでいるようにも見えるが、嘗ては海外に移民を大量送り出した時期もある。戦前は主にアメリカ特にハワや中国方面(満州)やフィリピンとか南洋の島々だろう。戦後は朝鮮は別として、南米のブラジルがその筆頭のように思う。移住を推進する際は一生懸命だったが、アフターケアには欠けて多くの問題を残した。

そのことは措いても、外国からの移民や難民の取り扱いに関して政府は昔も今も非常に冷たい。詳細は全くわからないが、今回の入館法改正が日本政府に人間味を復活させるようなものであれば結構だが、本質的な冷たさは残したままではないかと心配している。また人権問題と深い関わりを持つ性差別問題関連法設定もまた然りだ。これも個人的に関係が薄いので詳しい内容は分からない。日本でも古来から男性同士や女性同士が好きになったり、生活を共にする風習はあったようだ。

これを法的に認知する傾向は諸外国では既に相当進んでいるのを見て、日本も慌てて法整備に着手したらしい。しかし入管法と同じで仏を作ったつもりでも魂が入っていないので、どうしてもやっつけになる。自民党内にはそもそもそういった人たちの人権を認めたくない一派が厳然と存在するのだから仕方ない。人権と言えば日本で唯一人権を認められないご一家、天皇家の人権問題はどうなっているのだろう?天皇皇后両陛下は先日ご成婚30周年を迎えられたそうだ。愛子内親王も既に立派な成人。憲法改正は専ら自衛隊絡みで、皇位継承問題は蚊帳の外。他にも拉致被害者とか蚊帳の外に置かれてる問題が多すぎる。

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