2023年6月1日木曜日

経年変化

 また月が替わっててしまった。カレンダーをめくると水無月と言うらしい。梅雨の季節に不似合いだと思って知らべたら、何のことはない。<水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味になります。>国語の文法を知らないだけのポンコツ爺だ。

先月は結構歩いて、朝の時点で歩行数が31万歩に達していたので少しゆっくり休養するつもりで日比谷の映画館に行った。娘からは「ワイルド・スピード」を薦められていたが、時間的にもフィットしたし、タイトルがロマンチックだったので「メモリー」を鑑賞。アルツハイマー初期症状の殺し屋のアクション映画で面白かった。主演のリーアム・ニーソンも初めて知ったが、渋くて格好良かった。どうして邦画はこういった娯楽作品が出来ないのだろう?

晩年の高倉健なんかはリーアム・ニーソンに決して引けを取らない渋みが出てたと思うが、制作者は、その渋みだけに頼って何故かヤクザ映画全盛時の健さんを再現しようとしないかった。ちょっと勿体なかったとも思う。人間年老いれば少しキャラは変わるかしれないが、三つ子の魂と言うように本質的なところはあまり変化しないようにも思う。

何れにしても今月は「水の月」だから、体感的にはあまり良くないだろう。健康にも注意が必要だし、特に歯が気になっている。左上に3本の歯で2本を支えるブリッジがあるのだが、土台になっている1本がぐらつき始めてしまった。来週月曜日の検診日に抜歯を決断するしかないかもしれぬ。

2 件のコメント:

雲の平 さんのコメント...

おはようございます。雨の金曜日で庭にも出られないのでせんかわさんのブログを
拝見しています。「メモリー」という映画知りませんでした。私は5月に「銀河鉄道の
父」という役所広司が宮澤賢治の父親役の映画をみてきました。宮澤賢治の作品は昔
読んだきりでしたので、図書館へ行って、風の又三郎を借りて読みました。童話かも
しれませんが、この齢になって読むと当事の社会情勢が反映されていることが理解
できました。
季節の変わり目です。歯を大切になさいますように。教会の同年配男性に薦められて
浅田次郎の「流人道中記」を読み始めました。彼が言うには、思わず笑うほどおかしい
とのこと、まだその個所にはさしかかりません。

senkawa爺 さんのコメント...

雲の平さん
いつもコメントをありがとうございます。
東京も今日は終日雨のようです。私も読書などして過ごしたいと思っています。