2023年3月16日木曜日

老後の楽しみ

 一昨日友人と飲んで久しぶりの会話で楽しんだが、その余韻で感じたことがある。彼は一回りは若い。同じサラリーマンだったがリタイアメントとしては新人。彼の話を聞く限り未だ相当アグレッシブに公私にわたり活躍してるし、趣味はもちろん有って、その方面でも今後の楽しみは未だ多いとのこと。趣味の一つが読書、読みたい本が未だ5百冊以上あって、そのための書棚まで用意してるとのこと。小生も読書が趣味と言える時代があったが、最近はもうさっぱりだが、何の悔いも無い。彼が80歳を過ぎる頃、どうなるか分からないが、一昨日の話しぶりからすれば小生とはだいぶ異なる元気な爺さんになる可能性はある。

逆に既に亡くなってしまった友人を思う(10代で逝ってしまった友人は皆事故死だから除外)、早く亡くなった友人は40歳台からいる。勿論家族を残してのこと。当然50歳台、60歳台、70歳台と増え続けている。彼らのことを考えると、ある意味それぞれが充実した人生でもあったようにも考えられるし、思い残したことも多かろうとも思われる。しかし本人からすれば80歳が譬え90歳であっても40歳50歳の人と思いに差ほどの違いはあるまい。正に「人間〇〇年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」だ。

家内は70歳で急逝したので、50歳を越した次女が何時か言っていた。「私もいつ逝くか分からないから毎朝風呂に入って下着だけは変えるようにしている。」思うに毎晩飲みすぎるので朝風呂にしてるだけかもしれぬが、随分用意が良いと感心したりだが、小生も最近やっと人生の仕上げを考え始めている。取り敢えずは遺言状の作成で、その相談を持ちかけた会計士の先生が3月15日以降にしてくれとのことだったので、来週には電話するつもり。

最近の暇に任せて思いついただけだが、考え始めると仕上げには結構することが多そうだ。やりはじめたらある程度暇も潰れて今年は花見もせずに仕上げの準備でもするか、なんて考えたりするのも楽しみの一つだ。

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