2023年2月19日日曜日

スマホの流行

 昨夜の同期生とのリモート懇談会でも話題が出たが、最近はスマホの流行が凄まじい。友人は確定申告書を税務署に持参したらスマホでの入力を求められたそうだ。小生は確定申告なんかとうの昔にしないことにしたので、そんな腹立たしい目にはあわぬが、もし小生だったら「スマホなんか持っていないよ。」と答えたに違いない。このブログもノートパソコンで書いているが、この習慣のせいで目がおかしくなってしまった。先ず字が小さくて読みにくいことと、視野が狭くなってしまったような気がする。

ましてスマホの小さな文字は、とても読む気さえ起きない。電車の中では結構な高齢者がスマホ見ている光景を目にするが、何をご覧になってるか知らぬが感心するばかりだ。これはあくまで個人的問題、別の友人はスマホの時代到来を歓迎してるようで面白い。曰く「だって、いくらノートパソコンでもベッドの中には持ち込めないだろう。スマホだったらベッドの中からでもニュースを見たり、メールの送受信も出来るし、プリントアウトが必要なら別の部屋のプリンターにデータを送って、翌朝取り出せば済む話だぜ。」なるほどそりゃ便利だな、と思っても生涯そんなことはしないだろう。

考えてみると、世の中には便利な道具が溢れている。どういう経緯からそうなったか分からないが、小生敢えてそれを避けて、なるべく原子生活に近づいているへそ曲がりだ。典型が自動車と自転車でさえ自ら利用しない。家内が使っていた自転車は玄関脇に置いてあるが、防犯用に置いてあるだけ。面白いもので家内も結構変わり者で、飛行機に乗ったことはありません。美容院にも行かず髪の毛は自分で切っていた。旅行もあまり好きではありません、口だった。

50年近く同じ屋根の下で生活を共にしていても、趣味や性格はなかなか一致しなかったが、友人の中には人生の大半を共同で過ごしてきた人もいる。どちらが理想的かと言えば、恐らく後者だろうが、家内が唱えた「男女分権」で過ごした我が家の習慣もそれなりに良かったところもあると思ったりしてる。

閑話休題:

昨夜リモート懇談会開始直前テレビが速報で、北朝鮮のICBMが北海道沖の日本海に着弾した、と報じた。そんなに珍しいことではないが、今回は発射が高高度に向けてのもので、発射から着弾まで約1時間掛かったらしい。最近豊島区でも「警戒警報の試験です」と拡声器ががなり立てることが頻繁だが、昨夕いきなりテレビでの報道で、政府ご自慢のJアラートは何も言わなかった。議論をする時は大騒ぎだが、いざとい言う時に間に合わないことが政府の防衛対策かもしれぬ。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

ガラケ時代の電波(3G)を使わなくなるので、スマホ時代の電波(4G)にしろという携帯会社の達しで、私はイヤイヤながら機種変して1年半になります。
仕事人時代なら兎も角、今更スマホなんて不要でした。私は「携帯電話なんて電話さえ掛けられれば良い」派なので、4Gの2つ折り携帯(ガラケ+スマホ=ガラホ)で十分でした。しかし当時は、無料で機種変できる物でガラホは無く(なんと、1万5千円ほどの支払い)、致し方なく「これなら無料」なるスマホにした次第です。
昨年になって妻も諦めて4Gにする事になり機種変したのですが、私の時には1万5千円のガラホが無料でした。
私は大いに憤慨したのですが、時世なんでしょうね。
何故かは知りませんが、マイナカードと同様に、スマホを普及させることが政府の企みの様子です。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
いつもコメントをありがとうございます。
私も現在スマホを持ってはいますが、ガラケ以上に期待してることはカメラ機能だけだと思います。そのカメラでさえ、最近は山にも殆ど出かけませんので、使いません。
政府はこれを広く普及させて、どんな幸福感、満足感を国民に与えようとしているのか、理解できません。