2022年9月1日木曜日

手紙2件

 数日前に亡き妻に引き続き応援している区会議員から封書が届いた。内容は彼の個人的問題が週刊文春で記事になったのでとのこと。彼が妻に可愛がられたきっかけは元自民党の衆議院議員だった小林興起氏の秘書時代のこと。真面目な好青年と話は聞いていたものだ。ところが今回、週刊文春8月4日号で旧統一教会との関係が暴かれたらしい。彼の手紙にも「私は学生時代に原理教会に勧誘されて入会、教義を学び信仰を持っていた時期がありました。秘書時代には国際勝共連合との窓口となり、選挙を通じて関係を持っていました。とはっきり書いている。

その後、独立して区会議員になった時、政治と宗教の関係を改めて深く考え、政教分離が原則の我が国で、税金で生計を立てる政治家になった私が、特定宗教に献金をすることは税金を献ずることになる、と考えて関係を断つ決心をしました。しかしながら秘書時代から続いてきた社会的、政治的人間関係を断ち切ることは出来ず、旧統一教会関係イベントにも参加したり選挙の支援もしてもらってきました。また現在も、旧統一教会関連団体「一般社団法人教育問題国民会議」の幹事でもあります。と書かれている。

彼は区会議員になって既に3期目だったと思うが、殆どトップ当選で無所属ながら自前の会派を作り4人の仲間を持っている。選挙で彼の名前を書いた人は碓か3千人は超えていたと思うし、亡き妻も彼の後援会で短大時代の友人と巡り合ってびっくりもしていた。彼のカミングアウトが今後の選挙に如何なる影響を及ぼすか測りかねるが、個人的には、他に知ってる区会議員もいないので、彼が立候補したらこれまで通りに応援しても良いだろと思っている。

この手紙から類推すると、自民党が決別宣言をしても、古いしがらみを断ち切ることはかなり難しそうだ。宗教に名を借りたビジネスの実態を徹底的に暴いて、これを廃絶させることができれば良いのだが、これも相当難しそうだ。せめて、これまで関係を持ってきた議員は白を切るのを止めて、区会議員の彼のように、これまでの経緯を正直にカミングアウトする方が少し救いがあるような気もする。

手紙繋がりになるが、同じ日に大学同期会の通知が来ていた。3年ぶりとのことで知らぬ人が代表幹事になっている。会場もこれまでは帝国ホテル地下にある三田クラブからキャンパス内のザ・カフェテリアに変更、コロナ禍で従来の場所では30人以上の集会は駄目らしい。日時が10月28日17時なので未だ迷っている。

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