2022年7月14日木曜日

他人事か?

 12日に4回目のワクチン接種を受けたせいだと思うが、昨日まで妙にカッタルクて何をするにも身体が重くて気分が悪かった。昨夜は9時前には寝てしまったので、今朝は少しましになったようだ。昨日の夕方ご近所で数軒だけだが玄関先の路上で迎え火を焚いてる家を見かけた。長野育ちなのでお盆は未だ1ヶ月先と思っているが、東京は今日からもうお盆だ。家族のお盆供養はも少し先にするとして、幽明境を異にした東京の友人をが忍びたい。

昨日は又友人とはいえぬが、代議士になる前から知っていた藤井裕久元財務相の死去が報じられた。90歳だから年齢的に不思議ではないが、大蔵官僚OBの政治家として高い見識があった人だけに残念な気がする。昨日のブログでも少し触れたが、これからの日本は破綻状態に陥ってる財政の立て直しが大きな問題になることは間違いない。今朝のNHK/BS1報道番組「キャッチ世界のトップニュース」でスリランカ政府の崩壊が取り上げられた。スリランカ問題は日本では中国の一帯一路に協力したことでの財政破綻と一般的に言われている。しかしwikiで少し調べるとそうでないことが分かる。やはり無責任な財政運営の罪が深いようだ。

スリランカ問題の後、キャスターが来日中の国連開発計画シュタイナー総裁との対談があった。テーマは世界の貧困問題についてであった。詳細は略すが、何でも現在世界の貧困者数は約7千万人。すぐにでも救いの手を差し出さないと1年以内に死亡する人数が2千万人にもなりかねないほど深刻とのこと。世界中の国が戦いに備えて武器調達に莫大な資金を投じているが、武器で平和は買えないことを知るべきだ。日本政府やアメリカ、ロシア、ウクライナ政府に聞かせたいような話だったが措くとしよう。

耳を疑ったのがシュタイナー氏の話に対して発したキャスターの言葉だ「我々富裕国家は何をすべきでしょうか?」この質問に違和感を感じない人も多いことだろう。しかし小生はすごく違和感を感じた。何故なら日本国は富裕国家とは信じられないから。昔付き合っていたが暫くして全く縁を切った友人がいた。彼は借金を重ねていたのだ。バブルが弾けて倒産した多くの企業や金融機関。最もシンボリックなリーマン・ブラザーズにしても同様だ。

ソフトバンクや孫正義氏のことは他人事のように口にするが、日本国だって何時スリランカになっても不思議ではない。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

殆どの日本人、特に30歳前では、日本が貧乏な国だなんて思っても見たことがないのでしょう。
毎年サラ金に出向いては借りまくりですから。
少子化・過疎化以前に借金で破産するのかも知れませんね。
政権はやり放題をして、ダルマ落としのように、大当たりで大地震が到来する時に当たらないように願っているのでは

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
何時もコメントをありがとうございます。
私は円の急激な下落がいかなる理由か正確には理解してませんが、深刻に受け止めています。