2021年6月2日水曜日

ボケ防止

 どんな健康な人でも「脳の老化」は避けることができないそうだ。60歳を過ぎると、1年間に0・5%ずつ脳が小さくなっていくことが科学的にも確認されているとのこと。ここまでは最近の日刊ゲンダイからの受け売りだ。もうだいぶ昔になるが、何か心配があって脳の検査を受けた時にも「海馬だったか、年相応に縮んでいます。」と同じようなことを聞いた気がする。物理的運動機能の劣化はある程度実感できるが、脳の劣化については自覚できないのが悩ましい。

最近、勘違いや度忘れの頻度が高くなっていることだけは確かだ。記憶を辿ってかなり昔の友人への連絡方法を探し出して、昨日電話で話をすることが出来た。そこまでは先ずよく出来たとしたいが、友人に頼んで送ってもらったメールがどうも塩梅悪い。返信が返ってきてしまった。どう考えても理由がわからない。昨日やっと探り当てた電話も不通、不思議なことが起こるものだ。便利なようでも全てがインターネット頼りの生活には大きな穴がありそうだ。

既に年賀状の交換を断ってしまったが、反省をしている。手間ひま掛かろうと、それだけの価値はあったと今更ながら思い知った次第だ。手元にある便利な携帯電話やパソコン、全面的に頼りにしてるが、所詮は情け容赦が通じない機械の世界。一旦穴に嵌るとどうにもならない。穴から脱出すべく膨大な時間がかかってる。今更脳を鍛える方法を読んでも仕方ないと思いつつ日刊ゲンダイを読み進んだ。そこには次のように書かれていた。

脳の萎縮を遅らせるための行動がかなり分かってきて、その生活習慣のポイントを列挙すると次の7項目が挙げられているが、1.と2.は意味不明。3.以下についても、年寄りには当たり前過ぎて、これで脳の老化が防止できれば何の苦労も無いだろう、と思ってしまった。

1.一時記憶に関わる「ワーキングメモリー」を鍛える。

2.脳の働きを活性化させる「ブレーンフード」を豊富に取る。

3.週に最低1時間は「有酸素運動」を行う。

4.美しいものに触れ、「感動する時間」を持つ。

5.「自分の好きなこと」をして、脳を喜ばせる。

6.1日トータルで7時間の「睡眠」を確保する。

7.規則正しい生活をする。

因みに現在時刻が15時、どうやら問題は解消したようだ。一緒に迷惑を被った友人曰く、原因はワクチン接種予約受付の混乱で、サーバーがおかしくなっていたのでは、とのこと。

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