2021年6月1日火曜日

内乱の予兆

 昨夜も雨が降っていたが今朝は珍しく青空、昔であれば衣替え。今日からは小倉の学生服は着なくて済むし、学生帽に白いカバーをするとしたものだ。女学生徒の白いセーラー服が目に眩しかった。着るものも軽くなれば心も軽くなってほしいが、我が国の現状では心は重くなる一方かも知れぬ。国会も会期末が迫ってきたが、どうやら自民党の内部が、先の大戦末期の帝国陸軍内部のように相当混乱してるとのこと。

財布を握る幹事長ポストに長年座り、無派閥であった菅氏を首相にした功績で益々存在感を強めている二階氏を派閥の親分衆が面白くないようで、次総選挙後には何としても引きずり下ろすとの構え。狙われた二階氏もさるもので「上等だ、やれるものならやってみろ。」とばかり、現職の強みを生かして逆に凄み見返しているとのこと。まるきりヤクザ映画を観る思いだが、そもそも自民党なる政治家集団は昔からヤクザそのものらしい。これは政治家にもヤクザにも多くの知人を持つ友人から聞いた話だけれど。

自民党政治家には首相を含めそれなりに、本物ヤクザが用心棒として控えている。菅氏には川崎が本拠の誰々、安倍氏には山口県の誰々と東京では誰々と決まっていて、警察関係者とか知る人は多いが、誰も明らかにしないものらしい。自ら明らかにしたのは元自民党総裁候補者だった亀井静香氏が組織暴力団東声会の正式組員ではないかも知れぬが、許永中氏と刎頚の友だったとか、同じく正式ヤクザではないと思うが、ネット上には頻繁に登場する朝堂院大覚氏は自らを、中曽根内閣で田中派からの目付として送り込まれ、名官房長官となった後藤田正晴氏の相談役だったと自称している。

そして二階氏の場合はその誰々が居るかどうか分からないくらいご本人の度胸が座っているとのこと。派閥親分のご老人たちも、その始末が泣き所でその対処の仕方を考えあぐんていると、昨夜BS・TBS「報道1930」出演の田崎史郎氏が解説してくれた。更に今朝になると、無派閥らしいから二階氏に近い元経産大臣菅原一秀氏の離党やむなしと言った報道が出ている。これも当然ながら内紛の一環でのリークに依るものだろう。彼らにとって国民の健康なんか問題外で、如何にすれば負けが決まった次回総選挙の結果責任を誰に押し付けるかが問題のようだ。

いつも16:30にアップを予約しているのだが、今日は昼前から野暮用が発生してアップが遅れることになった。定期的読者には寛恕を乞いたい。


2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

全て、谷垣禎一がチャリンコでこけた事が悪い、
アの一件がなかったら、安倍晋三も二階も表舞台にしゃしゃり出ることはなかった...と思ってます

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
いつも興味深いご意見を有難うございます。
今回も又「なるほど」です。