2021年3月9日火曜日

名局鑑賞

 三寒四温とはよく言ったものだ。3日ほど肌寒い日が続いたが、今日は春らしい暖かさでホッとする。絵画や音楽を鑑賞する趣味は殆ど無いが、今日は名局を1時間半掛けてゆっくり鑑賞した。名曲に非ずして名局とは勝手に思っているのだが一昨日のNHK囲碁対局準決勝の一局「一力遼vs山下敬吾」日曜日の夜録画で観たのだが、もう一度観たくなった。絵画が好きな人は何度見ても好きな絵は見飽きないらしいし、音楽好きな人も同じだろう。

こちらもネットでヘボ碁を毎日のようにしているが、やはりプロの美しいとも言うべき鮮やかな打ち回しは何回も見て暗記したいほどだ。事実本格的に囲碁を勉強している人はプロの棋譜を何度も並べて諳んじるとしたものだ。一力氏はまだ大学を卒業したばかりの若手棋士、既に第45期碁聖位。第46期天元位のタイトルを獲得して「令和三羽烏」の一人とされている。対する山下氏もタイトルをいくつも獲得した経験があり「平成四天王」の一人とされている。

結局年齢的に20歳近く若い一力氏の勝利になったが、見応え充分で大満足。小説なんかだと読後感を書けるが、囲碁については具体的感想を言えるほど理解できていないので、個人的に名局と感じただけに留める。

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