2021年3月21日日曜日

見切り時

 昨夜、高校同期6人のリモートミーティングで、毎年桜の季節に群馬でやっていたのお花見ゴルフを開催すべきかどうかで議論があった。これまでの永久幹事が病気のため当然中止と思っていたが、一人が代わりにゴルフ場を予約したとのこと。小生はゴルフと縁を切って久しいので黙って聞いていたが、皆さんコロナ禍で籠りがち故だろうか、結構開催に思い入れがあるようだった。中には毎週ゴルフをしている友人も居て、ゴルフ場は結構賑わっているらしい。確かに会食さえしなければ、スペース的には全く問題が無いのだから健康的だろう。

まして緊急事態宣言も解除されるわけだし。結局開催で決まるかと思っていたら、八ヶ岳山麓在住のTK君が「長野もだいぶコロナ患者が増えてきたこともあり、春は取り敢えず中止にしようや。」と発言して中止に決まった。ゴルフはおろか、単に外出することさえ困難になった永久幹事のKK君もホッとしたことだろう。この決定の直後小生は「来シーズンから恒例のスキー合宿にも参加しないつもりなので了承願いたい。」旨の発言をした。するとスキーのリーダーだったTK君が「実は俺も膝が大分くたびれてきている。」とのこと。

実際に来シーズンを迎えてみないと分からないが、80歳を過ぎてゴルフにしろ、スキーにしろ、昔のように連泊で夜は酒盛りしながら、連チャンのスポーツは健康には却って有害かもしれない。何事にも見切り時が大切だ。ほぼ全員が、コロナ後は我々の生活様式も大分変化せざるを得ないだろう、てなことで意見が一致したようだ。

諦めが悪いのはオリンピック関係者、これも昨日のことだが、IOC・POCの会長も出席した組織委員会・日本政府・東京都の5者連絡協議で「外国からの観客は入れずに開催」が決まった。では日本人観客の制限があるかどうかは来月決めるとのこと。外国からの観客を拒否してオリンピックと言えるのだろうか、大いに疑問だ。国内でもオリンピッっ開催に賛成する人は少ないが、諸外国でも、日本政府やスポンサー企業が五輪開催を推進していることを「止まらない暴走列車」と批判する声が大きくなってるらしい。至極当たり前の発想だろう。

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