2021年1月3日日曜日

正月気分

 昨日は正月気分の一日だった。例年横浜の家内の実家に行って義母への挨拶をするのが習いだったが、今年はコロナの影響で欠礼させてもらうことにした。従って正月気分は無しと覚悟していたが、暮れに次女が招いてくれたので遠慮なく行くことに決めていた。しかも元日の夜電話が来て「長男がお迎えに伺うと申し出たよ。」と有り難い連絡。次女の家は世田谷の祖師谷小田急線の駅を降りてから10分くらい歩いた場所なので、長女と異なり少し距離がある。

しかし池袋まで歩いて山手線、小田急線と乗り継ぎ1時間半までは掛かるまい。11時少し前に出れば丁度昼くらいかな、なんて思っていたところ、9時半頃にもう電話、今から出ますとのこと。こりゃ運動不足になりそうだとて、慌てて近くの公園まで朝の散歩をして取り敢えず2千歩ほど確保。10時半ころ孫が到着して、仏壇に線香を上げただけで直ぐに出発。しかし先を急がずゆっくり行くよう指示。久しぶりなので車中でゆっくり話を聞く。

彼は昨年の10月末ころだったか大学院進学が決まったばかり。どんな学生生活を送っているか予てから聞いてみたかったので良い機会になった。大学は筑波大学の情報学群知識情報・図書館学類(学部とか学科と言わないらしい)で今年就職せずに修士課程に進みたいとは聞いていた。年末近くになってから大学院進学が決まったと、連絡があったので正月に祝いをする約束をしていたが、どんな学問をしているかがさっぱり分からなかったのだ。

小一時間聞いてやっと概略理解したが、彼が学びつつあるのは専らAIの世界、しかも言語に特化したもので、修士課程に行っても指導を受けることになる教授のゼミに入ってと言うから既に2年近くその勉強を続けていてコロナ禍で多くの大学がリモート授業になる中、全く影響受けずに研究が継続できたことなどゆっくり話ができた。感じたのはすっかり大人になったことだ。これからの人生がどのような展開になるかについても、もう心配は不要だと思う。

彼等の自宅への訪問はもう何年ぶりか思い出せないが、印象が殆ど変わっていない。聞くと新築してからもう15年経ったらしいが、全く汚れを感じない。早速正月の宴が始まった。酒は宮城県の一の蔵、旦那が現在仙台単身赴任中だからだろう。料理がまた豪華、次女は家内と同じで電子レンジを持たないので煮物も旨い(上手い)し、鯛の昆布締めなんぞ本当に絶品だった。おまけに我が家の冷蔵庫で持て余していた大根の切り身の保存食化のレシピなんかを教えてもらったりしたものだ。

次女は小生に似て読書が好きだ。お土産に夕食用に炊き込みご飯と魔法瓶に入れたお吸い物まで用意してくれた上に、最近読んで面白かった本2冊まで袋に用意してくれたことに感激。孫は二人共酔いつぶれていたので挨拶せずにお暇となった。

2 件のコメント:

村松 光 さんのコメント...

よいお正月で何よりでした。娘さんたちなんて素晴らしいのでしょう。
奥様のしつけが良かったのでしょうね。我が家は親に似て、自慢できない
子供たちですが、元気でいてくれることを喜ぶことにしました。

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつもありがとうございます。
おっしゃる通り、私も家内には感謝してます。