2020年11月13日金曜日

「能天気」二題

 選挙での負けを認めないアメリカのトランプ大統領、「困ったものだ」では済まない人もいるだろうが、ほくそ笑むのが反米のテロリスト。これへの対策を立てようにもバイデン氏に対する毎日の機密情報ブリーフィングが実施できないでいるのがワシントンの実情。その上トランプ大統領はバイデン氏が就任後に、とっても困るような事態を惹き起こすべく準備をしているとも言われている。その典型が国防省高官の首を一気に切り、何やらきな臭さを感じさせる人間に交代させているとのこと。

諸説あるが、アフガンやイラクや韓国から米国部隊を撤収させるなんてことは程度のいい方で、南シナ海とか台湾海峡かペルシャ湾か知らぬが、何処かで戦争を仕掛けるなんて物騒なことまで言う人もいる。なんと言われようと核のボタンは1月20日までトランプ氏の手に置かれるのが厳然たる事実。しかし、司令官を代えて戦争を仕掛けようにも、中国やロシアのような大国は少々のことでは反撃なんかしないと言われている。やはり怖いのはテロリスト、得体が知れない、訳が分からないと言う意味ではトランプ大統領と同じだからだ。

本邦唯一のクオリティーペーパー「日刊ゲンダイ」は来年オリンピックが開催されれば、テロリストの絶好の的になりかねないと書いている。考えてみれば、世界の殆どの国が鎖国状態をしき、国内移動も厳しく制限している中で、コロナをある程度抑え込んでいる中国を別にすれば、日本だけが能天気に世界に門戸を開放する方向に向かい、国内にあっては移動を奨励しているのだから、テロの準備には絶好のチャンスであるやもしれぬ。

閑話休題:このところころコロナ陽性者が急増している。今日の発表では今朝までに全国で1600人を超す勢いらしい。つい2週間前の10月末では確か500人前後で推移していたと思うので容易ならざる事態だが、政府や自治体の首長さんたちはのんびりしたもので、相も変わらず国民に向かって手を洗えだとか、マスクをしろだとかの説教を垂れるのみだ。政府へのアドバイスをする専門家集団のトップ尾身茂氏に至ると「緊急事態宣言なんて出したくないでしょう。」?なんて訳のわからないことを仰っている。

能天気なんてものじゃない。脳みそが腐っているんじゃないかだ。認知症になりかかっている小生だって今月に入って急増し始めた陽性者が来週で止まるなんてとても思えない。人出が増え始めているのは誰の目にも明らか。陽性者が幅広い年代に亘っているのは家庭内感染が増えていて、これは誰にも防ぎようがない、との専門家の意見はよく理解できる。

政府は人の動きを止める方向に動かないばかりか、GoTo何とかで人の移動にアクセルを踏み続けながら様子を見るのだそうだ。

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