2020年7月3日金曜日

PCR検査費用負担

東京のコロナ感染者が増え続け大騒ぎになっている。なんでも新宿と池袋の盛り場が危険と騒いでいるが、これって少しおかしい。日本の検査体制が圧倒的に弱いことの証明にはに他ならない。駐日米軍のそれなりの司令官たちは自国民や兵士に対して、<日本国内旅行はOKだが、北海道、東京、横浜、川崎はだめだ>とか<横田基地関係者の本州旅行は許可するが、東京・横浜首都圏は除き、新宿、渋谷、六本木は立ち入り禁止地域>を発出している。

当然独自の情報もあるのだろうが、政府や東京都と比べると遥かに具体的で分かりやすい。豊島区の片隅で蟄居巣篭もりを続ける1老人としては、夜の繁華街に池袋が加えられたのは当然と受け止めているが、不思議に思っていたことがある。東京は若い頃から憧れの地であり、その要素の一つが盛り場の多いことにあった。たまたま長居をしたのは今の池袋周辺であり、若い時は新宿であったが、広い東京には盛り場を上げていけば、とても両指では足りない。

山手線の各駅周辺には規模に差はあっても必ず盛り場は存在するし、山手線以外にも浅草、赤羽、錦糸町、高円寺、吉祥寺などは屈指の盛り場と言える。この場所全てにホストクラブが存在しなくても、男性客を目当ての今で言えばキャバクラ的な店は必ずあるだろう。どう言う訳か、盛り場の夜の代表としてホストクラブが槍玉に上がってしまったことがおかしい。夜の盛り場で異性を求めてうろつく女性より男性の方が圧倒的に多い筈だ。

東京にその種の店が何軒あるか知らぬが、都民に「その種の店に出入りしないように」なんて言っても始まらぬだろう。取り敢えずは、この種の店の従業員全員にPCR検査を官費で実施するくらいのことをすべきだ。どうも話を聞いていると、新宿のホストクラブ従業員たちの検査もどうも有料らしい。健康保険適用になったにしても、なぜ官費負担にならないのか不思議でならない。現在は昔の赤線は無いことになっているが、これ以上の濃厚接触はないと思われる性風俗店も都内には多数存在する。

梅毒検査などは組合の責任で定期的に行っているかもしれぬが、コロナ関係の検査も併せて行うよう指導すべきだと思うが、果たしてどうなっていることやらだ。仮に実施されていても、都会には地方からの出張者に人気の独立系の出張売春サービスも多く、これに網は被せられない。何れにせよ、コロナウィルスを撃退することは不可能であることを前提に、政府や自治体にはやるべきことが沢山あるが、その取組は全く見えず、善良な市民に向かって無理ばかり叫んでいる。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

「新宿と池袋の夜の街」とは(?)で考えてしまいます。
駅名?
行政名なら、新宿区。
町名なら、新宿一丁目から新宿七丁目。池袋一丁目から池袋四丁目。
皆さんがそれぞれに何となく、バクとして判ったようなつもりになっているのでしょうが....
増してや、夜の街とは(?)

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あな さん
いつもありがとうございます。
本当に何から何まで言葉遊びだと思います。