2020年7月16日木曜日

オンライン ミーティング

先日、高校同期生の仲間数人で定期的(週に1回)に行うリモート会議に参加したことは既に書いた。参加者は未だ10人にはならないが、80歳老人にしては世の流れに遅れまいと努力している方だと思う。なんて思っていたところ、数日前の夕方小雨降る夕闇の中で、池袋から有楽町線1つ目の要町駅出口の路上に何やら怪しげな人数がビラまきをしていた。この時刻に時折見かけるのは宗教団体のビラまきが多いので、避けようかと思ったが少し様子が異なる。

人数が少し多いことと幟が数本立ち並び、まるで選挙時の候補者演説のような雰囲気がある。しかし候補者らしき人影は見えない。興味を覚えて近づくとビニール合羽にフェイスシールドを着用した人が寄ってきてチラシを差し出した。人相は暗がりで定かではないが、耳にイヤホーン差し込み何やら喋っている様子。どうやらこの人物の声がスピーカーで拡大されていたらしい。面白いのでチラシを受け取り自宅まで持ち帰って読んでみた。

タイトルは「立憲民主党 鈴木ようすけと語る会 オンライン」となっている。人物は近所にポスターが年中貼ってあるので名前には記憶あるが、たしか彼は自治体でも国会レベルでも未だ一度も当選していなかったはずだ。ところで、自分の区内からでている区会、都会の議員は知っているが国会議員が誰かが思い出せない。一昔前に現在の都知事小池百合子氏が民主党地盤をひっくり返して以来興味が無くなっていたのかもしれぬ。

早速ネットで確認すると、チラシを配っていた人物と同じ姓の鈴木隼人氏と言う自民党議員の名前が上がってきた。そう言えばこの人のポスターもあちこちに貼ってある。二人共1970年代なかば生まれで似ている。立憲鈴木氏は立教レスリング部主将からNHK記者でを経て政治を志し、現在は未当選選の浪人中。自民鈴木氏は東工大出身で経産相経由して自民党に入党した順調満帆組だが似ていると言えば似ている。

そう言えば、これもつい最近、平野貞夫氏のメルマガに「七夕の日に小沢一郎氏と会食、秋の総選挙はあるとのこと意見が一致」とあったことを思い出した。「右向けぇ、左」のように意味不明な号令を発し続ける首相閣下のことだ。これも実施することが時局柄疑問視された都知事選の結果を見て、時局を国難どころか好機と捉えても不思議はない。メディアも国会解散情報に敏感に反応している。影響が池袋周辺に及ぶのもやむを得ないのだろう。

立憲鈴木氏のチラシには次のように書かれている。「7月23日18:00~19:30」立憲民主党東京都第10区総支部長として開催します。(参加方法:Zoomというオンライン会議サービスを使用します。無料で参加いただけます)とある。なるほどこんな時代になったということか、ならば参加すれば世相をより深く知る切っ掛けになるかもしれぬ。

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