2020年4月6日月曜日

緊急事態宣言

東京都豊島区の陋屋から声を大にして発信する。今日本は新型コロナウィルスの感染で危機的状態にあるのはどなたもご存知の通り。『危機を脱するために必須の要件は政治リーダーの交代にある。』即ち首相の交代が喫緊の急務だ。総選挙している余裕もないし、テロに走る度胸もない。唯一可能性があるのは、自民党内の造反劇だが、これも銭がそんなに怖いのか、格好つけている石破でさえ声を上げぬ。いくら人気がないと言っても、今でなければお前には永遠にチャンスは巡りこないだろう。

一人の年寄が何を言っても屁の突っ張りにもならぬことはもとより承知。だから序にもう少し加えたい。政治リーダーは一人だが、共犯関係にあるのが専門家委員会メンバーや小者ではあるが小池都知事も加えても良いかもしれぬ。2月3日かに横浜港に寄港したクルーズ船内で感染者が発見された時、首相と都知事は事態を甘く考えて初期対応を間違えたことはもう誰も否定し得ない。甘く考えていたのでなければ、オリンピック開催が中止されることを恐れて敢えて強気を示したのかもしれぬ。

何れにしても、都知事なんぞは北海道知事や大阪府知事より行政能力が落ちることが明らかになったのがせめての救いで、あんな女の言い訳をいくら聞いても論評に値しない。問題は内閣府と厚労省がつるんで選考していると思われる専門家委員会のメンバーだ。それぞれ医学系の学者でなにかの分野では権威であるに違いない。しかし今回の感染症対策に対するシステムの構築(遺伝子工学と情報科学が必須の要件)に関しては全くの素人に違いない。

それでも権威ある人材だろうから、政府の方も当初は粗略には扱わなったに違いない。それはそれで善しとしても、初期対応で明らかなミスをしたのだから当然刷新すべきだった。その決断ができるほど政治家が優秀だったら今頃こんな騒ぎになっていない。政治家はそれを知って全国一斉休校の瀬戸際騒ぎの時に、専門家の意見を聞かず政治判断をしてしまう。科学者はそれに異を唱えられなかった。

以降はバカとアホが一緒になって失敗を繰り返し、東京をクルーズ船化し、やがて日本全体を感染症実験室にしようとしている。そして連日言い訳に言い訳を重ねている。当初同じように科学者の意見を無視したトランプ・アメリカ大統領やジョンソン・イギリス首相でさえ、今は科学者の意見を尊重せざるを得なくなっている。政治家に向かって正論を言えるこの分野の科学者が日本い居ない筈はない。東大や理化学研究所には沢山いても、彼らは「俺に任せろ」なんて言い出さない。トップに経つ人間の責任の重さが痛感される。

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