2020年4月13日月曜日

反転攻勢?

今日は朝から冷たい雨と風、昼いつものように池袋まで歩いたが、途中で3回も傘が捲られてしまいびしょ濡れ。帰りは諦めて地下鉄に乗ってしまった。夕方まで天気は変わりそうにないので、今日は1万歩は諦めた。しかし池袋西口で平日営業している店は確認できたので良しとしたい。

自粛要請なる意味不明で、誰が責任を持つのかはっきりしない政策が打ち出されて、国民の生活はそれぞれが責任を負った形で大きく変わり始めている。日本人はある意味で人が好い、国家間の戦争と同じように政府方針に協力している。お上は下々が自己責任で自粛するのは当然と考えているのだ。結果が見えてくるのは早くても2週間後、要請期間終了の5月6日に感染状況の変化がどのように現れるか。確信的に言える人間はいないだろう。勝手な推測をすれば感染拡大は続いている確率が高いと思う。

1ヶ月足らずで先が見えるほどこのウィルスとの戦いが生易しくないことは欧米の例からも明らかだ。さらに対抗手段であるワクチンや治療薬の開発の困難が予想される。理由は現在克服を目指している新型コロナウィルスが進化して感染力も一層強くなっているとの情報もある。遺伝子なんて言葉を全く理解できない年寄りなので取越苦労に過ぎなければいいが、克服すべき敵がSF映画に出てくる化け物のようにトカゲからゴジラに変身したなら1年か1年半で見つかる筈の対抗策の発見も長引くだろう。

年寄りが一番心配しているのは、やはり子どもの問題。3人の孫の一番上は本来大学4年生、普通の子は既に就職内定をもらっていて不思議は無い。しかし彼は大学院に行きたいからと、その試験のための勉強しているとのこと。中の子は大学2年生だから良いとして、末の孫が小学6年生。自分の孫は勿論だが、全国の学生はこの騒ぎの影響をモロに受けている。臨時休校分は夏休みや冬休みで埋め合わせれば、との意見があるやに聞くが、それで済む話だろうか?

春の選抜高校野球中止決定のときにも書いたが、夏の甲子園がいけると誰が保証しているかだ。勿論誰も保証し得ない。ならば夏休みの振替授業も同様だろう。いっそ現在在学中の生徒と学生を全員留年と決めて、授業料は勿論取らないようにしたほうが子供のためになりはしないだろうか。学校に対しては政府が補償すればいい。オリンピックは当然中止と腹を決める。短期収束を図り反転攻勢について策を巡らすのもいいだろうが、長期戦の覚悟を決め、そのために遺漏無き準備を進めるのも一案だと思う。

「そんな事するくらいなら俺が辞める」と首相が言い出せば尚結構だ。

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