2020年3月13日金曜日

昨夜から20時間

昨夜7時のニュースを観て思わずため息が出た。昨日が予定日だったとは知らなかったオリンピックの採火式の中継放送だ。流石に小池知事は出席してなかったようだがJOC山下会長は出席している。オリンピックの正式行事なれば、既に開会したのと同じだろう。トランプ大統領に言わせれば、賢い人が大勢いる日本の関係者たち、何故採火式を少し日延できなかったのか?素人が改めて言うほどのことではないが、大会本番の中止が既に確定路線であるのは全世界の指導者には明らか筈。しかし当事者のIOCが決定、発表する迄にはかなりの時間が必要だろう。

採火式を実行してしまったことはその問題をより複雑化させてしまった。採火式を延期することは本番に比べればそんなに難しくはなかったはず。何故日本は延期の要請をしなかったのか?東條内閣がアメリカ側からハルノートを突きつけられて「待ってくれ」と言えなかったことを思い出す。当時は最終通告とされていたから言えなかったのかもしれぬ。そういうところが変に几帳面なのが今も変わらないようだ。

今日は日米首脳会談が行われたそうだが、トランプ氏も意外に優しい。「俺は君の味方だ、やりたいようにやれ。いつも共にいるよ。」ぐらいは言っただろう。1年延期と言ったのも安倍晋三さんへの友情の証、まさか中止が妥当とは言えないだろう。先の大戦終了時には、連合国側がポツダムから降伏勧告宣言を発して、日本が受諾するまでに要した時間が約2週間。この間に広島と長崎に原爆を落とされるは、ソ連が宣戦布告をして国境を超えて侵略して来るは、で相当痛い目にあっている。

当時、早く負けを宣言しても、これらの被害が軽減できたかどうかはどんなに頭のいい人が考えても分からないだろうが。要するに負けを宣言するのは難しいとされる。しかし今度の相手はお化けみたいものではないか。負けて恥ずかしいことは何も無い。問題は被害をどうのように極小化出来るかだ。野党に頭を下げて連立内閣を立ち上げろ、なんて無理を言ってる人もいれば、潔く安倍氏が退陣すべきという人もいる。

今回のパンデミック宣言は昨日のこと。2週間後は25日だが、ドタ感で言うとIOCはもっと早く結論を出すだろう。それまでに総理大臣、都知事、JOCの裏ボスの3人は東條内閣よりはマシな動きができるかな?他人のことより我が身を考えた。亡妻は用心深かったので、食料品の備蓄は相当あった。ところが単身の気軽さで食料品の買い溜めはしないことにしている。それが急に気になって取り敢えず米と味噌だけは少し買い溜めをした。

序にティッシュペーパーを少し買おうと思ったら行きつけのスーパーには在庫ゼロ、入荷予定は分かりませんとのこと。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当にオリンピックはどうなってしまうのでしょうか。
傍観者のような私ですら、気になるところです。
せんかわさんが買いだめされるとお聞きして、物置を
覗いてみましたら、多少のものはありますが、私も
買い物に行ってきますね。

senkawa爺 さんのコメント...

匿名さん
コメントをありがとうございます。
オリンピックについては私は開催中止かと思っています。
延期は年内であればできるようですが、無理ではないでしょうか?
買い溜めは、普段3日分以上の食材を買わないようにしているからです。冷蔵庫が小さいのが理由ですが、まだ大型の冷蔵庫を買う気にはなっていません。