北が見抜いてる実態

2006年国連安全保障理事会は北朝鮮が核実験に踏み切ると、制裁の実施組織として北朝鮮制裁委員会を設置した。そして下部組織として、制裁措置を各国が履行しているかを監視する実行部隊として09年に発足したのが北朝鮮制裁委員会専門家パネル。このパネルは常任理事国米、英、中、ロ、仏5ヶ国と日本、韓国、シンガポール代表の8名で構成される。任期は1年で毎年更新されているが、この専門家パネル委員経験者古川勝久氏が昨夜BS/TBS「情報1930」に出演して悲観的に話すのを興味深く聞いた。

曰く「総理大臣は北朝鮮制裁に関し、国連決議に基づき厳格に運用を声高に強調しているが、韓国と比較するなら日本の実行力は大変に甘く抜け穴だらけになっている。」今や北朝鮮に対する制裁を本気で考えている国は少なく、中国ロシアはもとより米国でさえ大統領自身が余りに乗り気でないらしい。しかし韓国は朝鮮戦争以来の警戒心が抜けきれないので、国連決議違反が無いよう相当神経を使っている。

ところが日本は、決議違反事案を摘発する専門的法律も役所も存在しないのが実態でのため、韓国では入港を禁止されている北朝鮮船籍あるいはそのダミー船が堂々と入港を繰り返して北朝鮮の密貿易に加担しているのだそうだ。我々少なくとも小生は、例の万景峰号だけが唯一の北朝鮮船と思っている愚かさだ。
全く笑い話だ。古川氏は重ねて強調した。日本では総論賛成各論反対という通り、政府が一つの方針らしきもの打ち出しても何処の役所が引き受けるかについては大変なたらい回しが起こるのが現実。

船舶の問題なんかは比較的わかりやすいが、もっと深刻なのはマネーロンダリング問題。こちらも多分抜け穴だらけだと思うので将来が心配。即ち数年後に日本はメガバンクを始めとして多くの金融機関が海外からの信用が失墜する可能性があるとのこと。

閑話休題:昨日の東京はお天気があまり良くなかったようだが、長野は素晴らしい秋晴れで郊外の山々の紅葉は真っ盛り、気温も程良く小春日和とはよく言ったものだ。毎年恒例の高校同期会に日帰り参加して実に有意義な1日となった。80歳目前となった我々の同期会は残念ながら年を追って参加者が減り続けている。昨日は卒業時の1割を切る36名とのこと、9クラスで編成されていたが、参加者が一番少ないクラスはたった一人、我がクラスは2番めに低いたった二人。物故者は分かっているだけでも90人超、生存者は75%程度だろうと話し合った。誰も口には出さぬが、互いに顔を合わせるのも後何回か、恐らく10回とはあるまい。それだけに懐かしさが募り互いに相変わらずの調子で話が弾む、弾まないのは盃の応酬。やせ我慢が売りなので全て燗酒で受けたが、量的には大した量に至らなかったと思う。

コメント

村松 光 さんのコメント…
長野にいらしたのにお会いできなくて残念でした。
こちらは元気で日替わりで遊び(?)歩いております。
昨日は「お蚕さんと信州人」という講演をききました。
上田の秋和に蚕の種を作っているところがあったとの
お話でしたよ。
今日はお姉さんたちと3人組でランチに行って来ました。
秋らしい穏やかな1日でした。
信州爺 さんのコメント…
昨日は遠路ご苦労様でした。
年々参加者が減って寂しいですね。長野駅前で少人数の二次会
をしました。話足りなかった分をしっかりと補充できて楽しかったです。
ブログの形式が変わって、うまくコメントできるか心配です。

  信州爺
senkawa爺 さんの投稿…
村松 光 さん
何時もコメントをありがとうございます。
>上田の秋和に蚕の種を作っているところがあったとの
>お話でしたよ。
父の実家は秋和で、まさにその「種屋」を稼業にしていたのです。

信州爺 さん
いつもありがとうございます。
当日ゆっくり出来ず失礼しました。
仕方ないことかも知れませんが、本当にだんだん寂しくなっていきますね。

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