2019年10月13日日曜日

台風19号

昨日は昼間から雨戸を引いて電灯をつけ、結局家から一歩も出ずに居た。普段は雨戸を引いていないので真っ暗闇の中に居たせいか、今朝は珍しく5時を回ってから目が覚めた。夢うつつではあるが昨夜は風雨がすごく、時折雷の音が聞こえたり地震のように家が揺さぶられるのを感じていたものだ。ところが気がつくと妙に静かで、暗闇の中、枕元に置いてある携帯を開くと5:15。確か、予報では明け方が一番風雨が激しいように言っていたような気がしたが、台風のコース変更があったのか?なんて思いながら身支度をして、6時にテレビをつける。

台風は予想通りのコースを進みつつあって、現在は既に中心が三陸沖に接近しているとのこと。関東地方は予定通り直撃に近かったようで、真夜中にこの辺りも相当な風雨だったようだ。昨夜就寝前の9:30頃、携帯に変な音が鳴って、東京に「特別警報発表:警戒レベル5」既に災害が発生しています、命を守る最善の行動をしてください。と連絡が来た。と言われても、雨戸を引くぐらいしかやることがなかったの実情。

ただ、沿岸に接近してからのスピードが時速60キロと近くになったので夜のうちに通り去ってくれたらしい。家の周りは台風15号と同じで、駐車場の鉄の扉が開いてしまっていた。北に面した建屋なので時計と逆周りの東からの風が簡単に引き開けてしまったのだろう。一番心配したのは洗面所の上に乗っている明かり取りの天窓であった。

家内が亡くなってからリフォームをして、以前屋根の平面に切ってあった窓が風の吹きようで雨漏りがしたので、屋根に台を組み、そこに丸い天窓を乗せるように変更していた。前より明るく、雨漏りも全く無かったので良かったと思っていたが、これが台ごと吹き飛ばされはしないかと心配していたが、昨夜はどうやら持ち堪えてくれた。

雨戸を開け放ち空気を入れてからテレビを観て驚いた。全国で予想されたように大きな被害が出ている。特に我が故郷の長野市の千曲川氾濫はその被害の中でもトップの扱い。東海から関東の被害は予想の範囲だが、周囲を山に囲まれた信州での被害は予想外。多分友人知人にも被害者がいるだろう。自治体が避難を呼びかけても実際に避難す人は少ない筈。我が身も同じ、したくても出来ない高齢者、たかが1人、されど一人かもしれない。

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