季節の変わりめ

日本は老人の日とやらの連休でお休み気分だが、お天気も世界の政治情勢も雲行きに厳しいものがある。5日ほどブログを休んでいる間に日本では内閣改造があった。政権が代わるなら意味があるだろうが、全く意味不明、スーパーの夏物クリアランスセールに並べられた商品のような大臣が誕生するだけの話で、新大臣の顔を覚える気もしない。一昔前までは内閣改造となれば、官邸前にはマスコミのテント村が出来て、呼び込まれる新大臣の一挙手一投足が詳しく報道されたものだ。

それほど大臣の職責は重く、なる方もそれなりの心構えを持った人物が指名されたのだろう。然るに今や大臣指名を受ける人物が何日も前からマスコミにさえ知れ渡っている。当然ながら役所にも通達が行われて初会見の準備が数日かけて行われるのだろうが、どの大臣の会見を見ても所管する役所とその政策に対する志を述べる様子が見当たらない。役人が用意した原稿を慌ただしくめくる姿が実に情けない。ハンコ議連会長がIT担当大臣を拝命して何かと話題を振りまいたが、そもそもIT担当大臣なんてポストがある事自体おかしいのかもしれぬ。

間の悪いことに当日は関東地方を台風が直撃、千葉茨城地方で思わぬ被害が出てしまったものだから、内閣改造なんかやっている場合かと被災者の怒りは相当だった。役所や電力会社にとっては政府3役の交代は家のリフォーム同様の一大事、災害対応に遅れが出るのも仕方あるまい。昨日の首相動向を見る限り、閣下は山梨県のご別荘で静養中とのこと、目出度いことだ。日本は目出度いかもしれぬが、世界はそうはいかない。

昨日世界最大の産油国とされるサウディアラビア原油積出港がドローンによる爆撃で炎上して大騒ぎになっている。イエメンの反政府派が犯行声明を出しているが、これを裏付ける証拠が無いらしい。アメリカなどはイランが裏で糸を引いていると非難しているが、これも確たる根拠は示されていない。アメリカのナバロ安全保障担当大統領補佐官が首になったので少しホッとしていたが、中東情勢はそんなに甘くなさそうだ。

現地時間の明日からニューヨークで開催される国連総会が、差し迫った外交諸案件を巡る首脳外交の場になると思う。我が国はここで如何なるメッセージを発信しうるのか、首相は別荘でお考えになっているか知らんが、外務大臣は就任したばかり。役人が振り付けを考えようにもまともな知恵は浮かぶまい。国際的には勿論鳴かず飛ばずで済むだろうが、国内的には日米間の貿易問題などそろそろボロが出始めることだろう。

今日はこれから舞浜で娘のフラの発表会、出かけるので早めに上げる。

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