憂国

同盟国アメリカ大統領、国賓としての日本訪問が終わった。大統領閣下は訪日の外交成果が期待以上として機嫌よくご帰国されたようだ。

亭主側の日本は、戦闘機の爆買いやら、かねて準備されていた艦船の空母への改造やら、同盟国のために大きな経済的負担を強いられるのは仕方ないのか。改めて思うのは同盟とは所詮軍事同盟であることだ。先の大戦での敗戦以来、ずっと引きずっていながら顕在化していなかったことに過ぎなかったかもしれぬ。1951年時の首相吉田茂氏がただ一人、サンフランシスコの第6軍司令部プレシディオ(将校集会所)に於いて署名したかさせられたと見るかは別にして。

以来、60年安保改正などを経てはいるが、愚考するに70有余年一貫して日本は米軍戦略の中に組み込まれ、米軍の意のままに操られてきたと思えば、現政権に腹を立ても仕方あるまい。それにしてもかくもはっきり米国の戦争に参加することが明らかになった今後、日本の青年は何を思い、行く末について如何なる覚悟を決めるのか。世界各国は改めて日本をどう見直すことになるのか。どちらも脳軟化が始まっている脳みそでは思いも及ばぬ。

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