後の祭り

昼飯を食い終わって、さて当てもなくブラブラするかと思っていたら飯屋の女将が突然「今日は神田明神のお祭りですよ、行ってきましたか?」と変なことを言い出した。飯屋の親父はそんなところに行ったことは無いし、どこにあるかも知らないとのこと。こちらも同類だが、居合わせた客が「池袋から地下鉄でお茶の水で下車すればすぐですよ。」とけしかける。時刻は1:30頃だったろうか、テレビは京都の葵祭を中継していたので、しようも無い夏祭りの話題で盛り上がった。

今度の土日は浅草の三社祭だそうだ。浅草の三社祭は大昔何度か行ったことはあるが、神田祭は行ったことが無い。女将さん曰く「今年は本祭りで神輿が今日もどこかで練り歩いているようなこと言ってましたよ。」平日に祭りとはちょっと信じがたいが、3人にけしかけられては仕方がない、結局「これから行ってきます。」てなことになってしまった。言われたとおり行くと、確かに祭りが続いているらしく相当な人出。

一応鳥居をくぐって手水場で身を清めたまでは良かったが、祭殿では多分お祭り納めのお神楽らしく、笛や太鼓は聞こえるが、賽銭箱へのアプローチの石畳まで椅子が並べられているようで、祭殿からずっと天幕で覆われて奉納されている舞もほとんど見ることが叶わない。これぞ正真正銘「後の祭り」柏手も打たず賽銭も上げず帰ってきてしまった。神輿と木遣りは龍角散のコマーシャルで観たから良いだろうてなことだ。

帰り際に門前に掲げられた掲示を見ると、確かに今年は本祭り5月9日の19時から始まり、今日15日の14時で終わることになっている。神輿はやはり土日の11と12日、今日は「例大祭」だから氏子衆が勢揃いしていたのだろう。江戸の総鎮守とされる有難い神様だ。こちらは後の祭りでご利益は期待できないが、次の本祭りまでの2年間江戸も日本も悔いの残らない年月であってほしいものだ。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ