将来の楽しみ

10歳の孫がいて、年末に会った時は随分大人びてきたと感心したものだ。年が明けてからは残念ながら未だ会っていない。マスコミやネットに溢れる今年や未来の予想は読んだところで「だからどうした」に違いないので読みもしない。行きつけの昼飯屋もやっと今日から口開け、ご祝儀をはずむわけではないが1週間ぶりに顔を出した。店の親父に「ゆっくりできて良かったね。だけど休みボケしない?」と声を掛けると「仰る通りで、朝昼晩と毎日飲み続けた1週間を振り返って、店を畳んだら間違いなくアル中になることが分かりました。」だそうだ。

僅か10人足らずの客の会話を聞いても、嫁が全く働かず大晦日に「どんべい」が出てきた時は流石に腹が立って喧嘩になったとか、自分で材料を買ってきて作り直したなんて人がいた。テレビは昼のニュースで日経平均株価が2万円を回復とさも重大事件のように報じている。顔が見えている卑近なケースであれマスコミ報道であれ景気は兎も角明るい、話題がこんなに少ない年も珍しいのではないか。将来を悲観せざるを得ない気持ちは理解できるが、ならば働く以外に無かろうと思うのに何故かこの食堂もそうだが国民上げて長い正月休暇を持て余すのか、楽しむのかが分からない。

明るいのは相変わらずスポーツ方面だけ、テニスの錦織圭選手が久し振りでトーナメントを制し王者になったこと、接骨院で「メジャーな大会ではないようだね」と言ったら「世界中の選手が集まる中でのトップには大いに意味があるじゃないですか。」と窘められたが尤もである。もう一人が男子スキージャンプ男子の小林陵侑選手、今やマイナースポーツになってしまった男子スキージャンプなのでレジェンド葛西紀明選手しか知らず、初めて聞く名前だがこちらが知らなかっただけのことだろう。こちらは正真正銘のワールドカップで今季既に5勝をマークしているとのこと。

もう一人が囲碁の世界の小学4年生の仲邑菫さん(9歳)が「英才特別採用」でプロ棋士になることが決まったこと。日本では囲碁はお稽古事、良くても芸道のように言われるが、中国ではれっきとしたスポーツとして国家が認めている。漢字3文字なので読み方も分からず、てっきり中国か韓国の人だろうと思ったら立派な日本人で「なかむらすみれ」さんと読む。但し、お父さんが関西棋院のプロ棋士で、小さい時から韓国に通って修行をしてきたようだ。

年寄りの身体には毒だが、新年ゆえ今夜もまた飲み会。せめてブログは忘れぬよう早めに済ます。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ