私にとっての皇室

年末年始の長い休暇が終わったばかりで仕事もまともにできないと思うのだが、明日からまた3連休、のんびりした結構な国だ。こちらもそれに倣って明日から故郷信州にのんびりしに行くことにするのでブログも3連休にする。昨夜は久しぶりにゆっくりBSTBSの「報道1930」を観て過ごした。

ゲストの保阪正康氏が語る「明治」「大正」「昭和」「平成」そして次の時代には何が?がテーマであったが非常に興味深く観ることが出来た。実は明日からの旅の徒然に読む本を先週の金曜日に購入してあり、それを楽しみにしていた所でもある。タイトルが即ち「新天皇と日本人」。この本を知ったのは高野孟氏のメルマガだったが、今週書店を覘くと店頭に平積みされている。既に評判は高いようだ。

保阪氏は全くの同世代、我々世代にとっての皇室は少し複雑な存在である。昭和22年4月入学した小学校には未だ御真影の奉安跡殿が残っていて何か不思議だったが、先生方に聞いてもその意味はうやむやだった。その後は新学制に基づく民主教育一直線の恩恵を受け、実にのびのびした少年時代を送った。おかげでその直前に大負けで終わったした大戦を含め過去の歴史に余りこだわりを持たず、皇室についても特別な感慨もなく空気みたいに受け止めて育ったと思う。

社会に出てからも高度成長経済の波に乗っていたせいもあり、何となく前ばかり向いて無駄に人生を過ごしてきたようなものだ。ところが人生の終盤60歳を過ぎた頃から亡き妻の影響が多分にあったと思うが、現代日本の様々な仕組みに関心を持ち始め、日本の歴史なども少しは勉強してくればよかったと思い始めたものだ。しかし何と言っても脳みその海馬が委縮し始めてからのこと故勉強するには時期が遅すぎた。

家内の実家のカレンダーは皇室ご一家の写真集になっている。面白い趣味だと思っていた程度である。ところが昨夜改めて、先月天皇誕生日を前にしての陛下のお言葉を聞いて思わず涙が出てきた。年を取ると涙腺が緩くなるのかもしれぬが、保坂氏の解説は実に共感するところが多かった。

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