2018年10月16日火曜日

総理が今やりたいことは?

東京でも秋が深まりだいぶ寒くなってきた。併せて懐も寒くなってきたので、少しでも食費を切り詰めようと、昨日は娘に電話して「スーパーでご飯を買うのをやめてお米を炊いて食べるので、ご飯の炊き方と冷凍並びに解凍方法」を教えてもらった。併せて味噌汁もインスタントを止め、だしと味噌を使って作ってみたらインスタントとは味が全く違うことに気が付いた。これなら野菜も種類が多く摂れることだろう。経費の節減にもなるし一石二鳥だ。

余命がどのくらいにせよガードは益々固くせざるを得ない。似たような思いはお金持ちはいざ知らず、大方の給料生活者はお持ちの筈だ。政府の経済政策は果たして功を奏しているのかいないのか、どうも後者ではないか。昨日総理が来年の消費増税を明言したことも不思議にも思うが、穿った見方をする向きは「これは来年7月に三度目になるが、また消費増税延期を発表してW選挙に持ち込むため」の布石と仰る。

だから総理の記者会見は無しで菅官房長官に任せ「リーマンショックのようなことが起きれば延期もありうべし」と言わせているとのこと。言わば政府も景気が良いのは一部の人だけで大方の庶民の暮らしが良くないことをご承知のようだ。来年のことなど何が起きるか分かるはずも無いが、どう考えても懐事情が良くなることだけはあり得ないことだけはっきりしている。

そして総理は今日からフランスとスペインを訪問されるとのこと。どんな意味を持つのか少なくとも小生には分かない。気になるのは昨日韓国の文大統領が同じくフランスを訪問して、相当の栄誉礼で歓迎されている。総理の訪仏がどんな報道になるか分からぬが、大統領と首相の格の違いはあるにせよ、栄誉礼による歓迎は無いだろう。文大統領の場合は国連安保理による北朝鮮制裁解除を常任理事国の一員であるフランス政府に要請しに訪仏したことははっきりしている。マクロン大統領が了承したとは報じられていないが。 

しかし総理が文大統領を否定に態々訪仏とは思いたくない。欧州は今相当揺れている時期でもある。そこへの訪問だが意図が奈辺にあるのか分かりにくい。世界的に経済が不安定化してきている今日、国内には来年秋の消費増税対策以外になさねばならぬことが多い筈。まさか外遊の回数を重ねたいだけでもあるまいに、本当に何をしたいか分かりにくいお人だ。序に言えば今回党役員人事で改憲シフトを敷いたと言われるが、これすら見せかけだけと言う人が多い。

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