2018年6月1日金曜日

自家用車試運転

普段歩くことを専らにしているので、自家用車とはまるで縁が無い。しかし今週月曜日に家の外側に組まれていたパイプが外されたので、明日生ごみとして捨てられるものだけは整理しようと、昨日に引き続き少し外周を掃除した。しかしどうしても生ごみにはならないものがある。隣の家との境の狭い場所に置かれた自転車である。

あることは知っていたが、これまでどうしても捨てられなかった。理由は簡単、殆ど新品同様の代物。ケチだからだけではない、昨年秋家内が退院してきた時、少しでも乗り心地の良いものをとの思いで、家内が新しく買い替えたのだ。家内は長年の習慣として毎日近くのスーパー3軒を日替わりで買い物に出かけた。しかし昨年暮れ頃になると、この自転車さえ乗るのがきつかったようで、出先の日替わりをやめて一番遠いけどタクシー420円で行けるスーパーに絞っていたようだ。要するに新品同様の遺品とも言える。

そんなことを思い出しなら埃を払い、荷台に置かれたシートを干しているうちに久しぶりに乗ってみる気になった。実は一昨日大工さんから「30ワットの電球を買ってきてくれ。」と要求された時に自転車を思いついたのだが、当日は鍵がどこにあるか分からなかったので叶わなかった。昨日のうちに鍵の在り場所を見つけておいたこともある。半年近く使っていないのだから、先ずは自転車屋さんに行って空気を入れる必要があろうと引っ張り出してびっくりした。

空気が減った感じが全くない。自動車にパンクしないタイヤがあ、るとは聞いていたが自転車にも同様の進歩があるようだ。それではと、サドルを上げて乗りやすくし先ずスーパーに行って駐輪、少しばかりの買い物をし、レジ袋をぶら下げたまま近くの普段行かない飯屋で昼食をとる。その後スーパーの駐輪所に戻って自転車で帰宅。時間的には凄く有効で快適であるのは間違いない。自家用車が便利であるのは言うまでもないが、運動不足の解消にはなりにくいだろう。

他に問題は幼稚園々児か小学生のように運転が全く安定しないこと。小学生の頃に大人用自転車の三角乗りで(意味が分からない人も多いと思うが、乞ご容赦)長野から松代(約12キロ)を往復した時の方がまだ自信があった。赤信号と一時停止は何とか分かるが、自転車は基本的に右側通行だろうか、一方通行無視は許されるのだろうか、等々情緒的にも不安が増す意味もある。でも90歳で留置場入りになった婆さんではないが、何となく誘惑に負けそうな気もする。

今日は夕方5:30に池袋で待ち合わせ、飲み会の予定があるのでアップを早めた。

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