2017年9月25日月曜日

映画「ダンケルク」

彼岸が過ぎてめっきり秋めいてきた。何億年前からのことか知らないが、自然の営みとは凄いものだ。多分淡々として変わっていないのだろう。これに学んで出来るだけ生活を規則正しく行うように心掛けたいものだ。しかし目がかすみ、耳が遠くなり、足腰の衰えを感じるようになる昨今、これで済めばまだしも考えることすら面倒くさくなってきた。必然的に生活の規則正しさも段々守られず、時ところを構わず眠気ばかりが襲ってくる。

今日夕方には久しぶりに安倍首相が記者会見を開くそうだ。話を聞いて感想を書く気が起きるかどうか、甚だ疑問だがインターネットを使ってフルに聞いてみようと思っている。昨日は映画「ダンケルク」観た。第2次世界大戦初頭、ドイツ軍から大陸からドーバー海峡に追い詰められた英国フランス軍が40万人いたらしい。これを救出する作戦の一部を英国側から切り取った物語。

ハリウッド製の映画には違いないが、スタッフにもキャストにも誰一人知っている人がいたわけでない。休日の暇つぶしに他に観たい映画も無かったので何となく観に行っただけ。英国人を描いた映画の筈だが、こちらにはアメリカ人との違いは分からない。映画の中でフランス兵が死んだ兵士の軍票を盗んで自分の胸にかけ、英国兵に変装して英国に逃れようとするが、英国兵もなかなか気が付かない。肌の色が少し風変わりな日本人も増えてきているが、肌の色や顔かたちで国籍を判断するのは欧米でも難しいようだ。

期待に反して面白かったと言うのは些か不謹慎かもしれぬ。戦争の実態について何も知らぬ世代の一人として考えさせられることも多かった気がする。読後感ではないが、もし聞かれれば観ることをお薦めできると言える。

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