結婚記念日

夫婦ともどもすっかり忘れていたが、昨日が48回目の結婚記念日だった。夕食時に「そう言えば今朝長女から”おめでとう“と電話が来てびっくりしてしまったけど、なんだか分かる?」もちろん分る筈がない。「私もすっかり忘れていたけど結婚記念日よ。あと2年頑張れば目出度く結婚50年、金婚式だから頑張って!だそうよ。」昔4月19日を失念していて婆さんから文句を言われたこともあったが、そんな時代も過ぎ去ったのだろう。互いに物忘れが激しくなる一方だが、そんなことを気にしている陽気ではない。

明日も普通に1日を過ごすことが可能かどうか、心配する日が益々多くなる昨今だ。朝目覚めてから始動するまでの時間は延びる一方で、寝室で相当念入りに体を動かさないとエンジンはかからなくなっている。別室で寝ている婆さんも同じか、もっと程度が悪いようだ。病院通いは双方増える一方で、最近は二人が病院に行かないで済む月は殆ど無い。昔は圧倒的にこちらが多かったが、最近は逆転してる感がある。今のところ、時たま「今日の夕食は外でお願いね」程度で済んでいるがである。

もともと家事は一切せずに任せきりで来たが、いつまで続けられるか心配する必要がありそうだ。一寸した家事手伝いはやって出来ないことではないだろうが、具体的に考えるとどこまで踏み込むかが難しい。当分は「頼まれたら、する」に留めるしかないだろう。周辺には、朝飯くらいは自分で用意して済ますと言う友人が多くなってきた。食事には気を使ってもらっているので、食事の準備をしてもらえないと困るが、先に倒れられたらもっと困る。

そのためと言っては利己的に過ぎるが、6歳年下も選んだ理由の一つだ。しかし互いに70代に突入すると、そんなことを言っている余裕がない。日毎に試練の日が迫ってくるのは仕方が無い。マスコミにも老人向けの生活の知恵のような情報が増えてきた昨今だ。どこまで信用していいか分からぬが、適当に吸収して健康維持に努めるしかないだろう。それにしても我が長女、他家に嫁いで自分も相当なおばさんになりながら、両親の結婚記念日まで憶えているとは大したものだ。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ