総理の人気

たまたま今国会で我が総理大臣閣下が大分攻撃されているので、内閣支持率が少し下がってきているかもしれぬ。月が変われば、またどこかが世論調査結果を発表するだろう。その際内閣支持率がどう変化するかは分からないが、総理の国会答弁を聞いている限りは、支持率低下を心配しているようには聞こえない。相変わらず野党の支持率低迷を嘲る発言をしている。

国内は相も変わらず下らぬ問題で大騒ぎしているが、昨年ヨーロッパに於けるブレグジットに続いて今年はアメリカではトランプ政権の発足と、世界は益々分かりにくい状況に陥っている。政府も口先では「我が国を取り巻く安全保障環境は日々厳しさを増し・・・」を決まり文句にしているばかりで、とても世界の環境変化を正しく認識して対応を準備しているとは全く思えない。国内も経済問題をはじめ問題山積はもちろんのことだ。

総理が新アメリカ大統領と早々に首脳会談を持てたばかりか過分のご接待に与ったことを大喜びするのも結構であるが、アメリカに何を言われたかといえば「尖閣諸島は日米安保条約第5条の範囲内」が最大の収穫で、ここが侵略されるようなことがあれば、アメリカは核兵器をもってしてでも日本を守る、と言ってくれたとかで大喜びしているだけである。アメリカは前から中国との領土問題には介入しないが、尖閣は日本の領土と認めているのだから殊更目新しいことはないが、核云々に感激したとするなら相当問題だろう。

素人目からしても世界的に核戦争の危機が高まっていることは分かる。そんな時に自国防衛のためかどうか知らぬが、評論家も含め日本人であるなら軽々しく核云々を口にするだけでも慎むべきだ。たとえトランプ氏がそのような発言をしたとしても違う受け止めをすべきであろう。本当に世界平和を願う気持があるなら宗主国であってもそんな発言をさせるべきでない。核の問題については改めて書くことにして、首脳会談でこちらから何を申し上げたかである。

まず「米国こそ民主主義のチャンピオン」と持ち上げて、日本から工場を持ってきますよ、投資を沢山しますよとか、どうしてそこまで弁チャラを言わなきゃならぬか、理解に苦しむ。肝心のTPP問題については「大統領の判断を承知している。」だそうだ。世界的に問題視されている移民問題については国内問題なので意見をあえて述べないのだからトランプ大統領は悪い気はしないだろう。そしてさぞかし安倍総理を羨ましく思っていることだろう。総理は総理で「アメリカが後ろ盾になってくれた以上、国内の少々の雑音は気にするまでもない。」が本音とすれば国民は不幸かもしれぬ。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ