2016年11月10日木曜日

米国大統領選挙

次期アメリカ大統領にドナルドトランプ氏が就任することが決まった。昨日の昼には決まるだろうと言われていたが、テレビで「決まった」と報道されたのは夕方になったらしい。国内の総選挙であれば開票が始まると同時に当選確実を打つ日本のメディアも、異国の選挙であると同時に期待外れで選挙結果を俄かには受け止めにくい理由が何かあったのかもしれぬ。アメリカ国内でも期待外れの人が半数以上いるらしいから当然かもしれぬ。

この結果をまるで予想していなかった政権や官僚はこれから暫く大忙しになることだろう。しかし、たまには忙しく働くのはいいことだ。節操を持たず、時の権力者に媚びるのがお家芸みたい人たちの集団だから、晋三君もそう時間を掛けず選挙期間中に会見を申し込まなかったことなど忘れたかのように「ハーイ、ドン 、コングラチュレーション!」とか何とか薄ら笑いをしながら握手を求めるに違いない。傍で見ている人間が気恥ずかしく思うかどうかなんて関係ない。

そんな神経を持ち合わせている人間は最初から政治家にはならないだろうし、日本の政治家としては務まらないとしたものだ。今日やっと次期大統領に祝意を伝える電話が通じたようだが、TPPについては国内でかなり努力しているにも拘らず、その努力の由縁を全く語らなかったと報じられている。さすが大人と言うべきなのか、はたまた政治音痴なのかはボケ老人にはさっぱり分からない。1週間後にはアメリカで直接会見するらしいので、その時何というのか?
この週末に評論家の先生に教えて頂きたいものだ。

マスコミに登場している専門家や有識者の解説が見事なまでに当てにならないことが証明されたのも米国次期大統領のおかげだ。世界各国がそれぞれに内向きになると世界全体の経済が縮小して、全ての国が不幸になると宣う専門家が今のところは多い。金持ちは貧乏になるかもしれぬが、貧乏人は金持ちになる筈はないので貧乏なままだろう。どこの国でも格差が小さくなれば、それはそれで善いこともあるかもしれぬ。

アメリカではトランプ氏の考え反対する若い人のデモが盛んとニュースが報じている。トランプ氏の考えなんて本当にあるのかなぁ?そこに行くと動じた様子を見せない日本人は立派なものかもしれない。何れにしてまた暫くはニュースを見る楽しみができたようだ。

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