2016年7月26日火曜日

都知事選も終盤

滅多に来ない都知事選の街宣車が回ってきたかと思ったが、がなり立てている文句を聞くと「都知事選候補者の○○です。都知事選に立候補している人間に碌な奴はいません。みんなで都知事選をボイコットしましょう。」と言っているみたいだ。言い回しはもっとソフトで女性の声だったと思う。都知事選は確かに21人も立候補しているので、候補者全員の名前は覚えきれていない。

早速調べてみたが流石に○○(確か山本なにがしと聞こえたような気がする)はいなかった。こんなことを聞く前から投票する気を半分失いかけているので、面白いことを言う奴がいるものだと思う。むやみに高い音量で街中を流すには当局の許可もいるのだろうが、この街宣は許可を取っていたのだろうか。

21人の候補者をネットで確認して思うのだが、世の中には閑とお金のある人が多いものだ。現在話題になっている小池、増田、鳥越の3氏以外の18人は冗談にしろ当選なんか考えてもいないだろう。婆さんに昨日聞いたばかりだが、宇都宮弁護士が立候補を断念した日に「200万円を用意して来た。」と言ったらしい。だから供託金は200万円だろうとのこと。

この大金も場合によっては没収されかねない。更に加えて選挙期間中の2週間以上は、街頭に立たないまでもホームページの制作やらなんやらと金もかかるし、肉体的精神的に相当なプレッシャーが掛かることだろう。何が悲しくてそんなことまでしなくてはならぬのか、どうしても理解できない。敷衍して考えれば、先頭を走る3人にしても何を考えているのか理解できないのは同じことだ。

増田氏が当選すれば少しは都政が落ち着いて、都政云々カンヌンはやがて記憶の埒外に去っていくかもしれぬ。小池氏が当選したら、都議会の連中は本気で抵抗するのだろうか?多分また違った局面になってなれ合うのかもしれぬが、今の延長線で行けば議会解散を断行してもらわねばならない。そしたら都政の混乱は相当尾を引くことになる。鳥越氏は当選しっこないので予想しても仕方がない。

森本総理に言わせると「オリンピックを政争の具にするのは良くない。予算が狂ってきているのは当初の見積もりが少し甘かったためだ。」そうだ。「何を惚けたこと言っているのかね、招致が決まったとたん国立競技場を壊す決定をしたのは貴方でないの?」諸悪は全てここに原点があるように思う。

0 件のコメント: