2015年11月29日日曜日

憂鬱 そろそろ年末

目前に年末が迫り、この数日は毎日のように喪中はがきが届き、改めていろいろな事が頭をよぎり始める。月日の速さはもはや驚くべきことではないかもしれぬが、それにしても早すぎる。当面の問題として、そろそろ年賀状のことを考えなくてはならない。ここで毎年悩ましいのだ。毎年170~180通の年賀状を頂くので、少なくても今年頂いている方には来年の年賀状を出さねばならないだろう。

そこで毎年のように婆さんから非難を浴びるのが小生の年賀状。宛名書きから本文まで手書きの部分が一切無いので、そんな年賀状なら貰わない方が益しとのこと。確かにせめて宛名ぐらいは自筆にすべきかもしれないとは思うのだが、ここ十数年実行に移せたためしがない。枚数を確定して婆さんにお年玉付き年賀状はがきの購入を依頼する時いつも聞かされる毒舌を考えただけで気が重い。

昨年まで頂く年賀状の中で一番華麗な年賀状は高校同期の友人K君のもので、もちろん裏表ともに墨筆。しかも年が改まってから段取りする本格派なので、松が取れてから届く年さえあった。ところが今年はK君から年賀状が来なかった。先日直接会う機会がったので聞いてみると、最近右手が痺れて細かい字が書けなくなってしまったので、失礼させてもらったとのこと。小生手に痺れこそないが、元から悪筆で自分で見ても嫌になるくらいのものだ。

婆さんは相手に失礼だと言うし、いっそK君に倣って出さないことにしようかとも思ってしまう。しかし、このところすっかりご無沙汰でも、生存証明を送っておきたい人が居ること事実。他にも年末になると、しなければならないことが種々あることに気付く。本当に悩ましいが、取り敢えずは身体が動かない。

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